旅してみたら、「旅してみたら?」

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「読書」に再会

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読んだね〜。

 

「こんなに読んだの初めてじゃない?」

 

って言うくらい、

本を読んだのよ!

6ヶ月で13冊!!・・・そう考えると、

そんなに多い数字でもないねぇ(苦笑)。

でも、私にしたら、

良く読んだ方なのよ!

会社勤めしてた時は、

 

「何ヶ月同じ本がバッグに入ってんの?」

 

って感じだったのに、

1日で1冊読んじゃったこともあっくらい!

読書が止まらないなんて、

そして止めなくて良いなんて!

旅がくれる時間って、ステキねぇ〜!

 

あなたは本を読むのは好き?

私は嫌いではないんだけど、

ただ、活字の羅列を目で追うのが苦手でね。

読み始めは追うのに必死になっちゃって、

リズムをつかむと言うか、

ペースに乗るというか、

本を楽しむことが二の次になっちゃうの。

その本に入り込むのに時間がかかるのよ。

ストーリを頭の中で描けないと、

先に進めないし。

逆に入り込んじゃうと、

抜け出すのが大変!

だから、

 

「限られた時間の中で読む」

 

というのが、難しいみたい。

 

「ペースができた!

 ストーリーはこんな感じだ!」

 

と思ったら中断しないといけなくなっちゃうでしょ。

もしくは、そうなる前に止めなきゃいけない。

それが分かってるから、

読み始めるまでにも時間がかかっちゃうのねぇ〜。

 

さらに、旅の前は

 

「こうあらねばならぬ」

 

を考える傾向が強かった私、

「読書」にも

「こうあらねばならぬ」姿を作ってたみたい!

あなたの本の読み方はどんな感じかなぁ?

その時の私は、とりあえず

 

「読み始めた本は最後まで読んでみる!」

 

だったの。

それを自分に課しちゃってたから、

読書が苦痛になってたことがあったのね。

私、飽きっぽくて集中力に欠ける人だからさ、

1つの本を読み進められないのは、

 

「自分の集中力が足りないからだ」

 

と思ってたの。

だけど、よく考えれば、

自分にとって「つまらない話」には

集中できないよね。

それから、

人が「おもしろい」と言った本は

 

「おもしろいはずだから読めるはず」

 

という変なロジックもあったの。

これまた、自分には

「おもしろくない話」の可能性もあるじゃない?

でも、自分の感想を信じられなかったのよねぇ。

やっぱり「集中力が足りないからだ」と思って、

ムリに読もうとするから飽きちゃって、

その1冊が読み進められないから、

次の本に進むこともできず、

本から遠ざかる・・・

てな感じに悪循環。

 

そんなことない?

 

「悪循環の止め方が分からない〜!」

 

って時。

そんな悩みは「時間」が解決!

 

「自分に合った本と向き合う時間」

 

が、この旅では作れたの。

何と言っても一番大きいのは、

読みたいところまで、

読みたいだけ読めるってことよね。

他にやることがないから、

というか、

 

「やらなきゃならないこと」

 

がないから、

その時やりたいこと

「本」だけに集中できる。

集中力に欠ける私にとって、

一番のトレーニング方法よ。

周りに誘惑が何もないからね!

強いて言えば食事の時間(笑)。

でも、食べることそっちのけで、

本に集中しちゃったこともあったくらい!

時間ってスゴいよ!

 

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最初に読んだのは、

バリのガイドブック。

ちょうど旅の最初の頃でね、

バリについて知りたくなっていた時だったし、

何と言っても、

1日外に出られない日だったから、

他にすることがなかったの。

 

ちょっと話はずれちゃうんだけど、

 

「日本にいる時は、

 周りにものがあふれてたな。」

 

ってこの時感じたの。

7kgの荷物と宿の部屋にいる状態で、

できることは限られてくる。

と言うか、

その中で一番やりたいことを考えるのは、

そんなに難しいことじゃないのよ。

それが日本にいた時は、

テレビはあるはパソコンはあるは、

携帯も持ってるし、

コンビニはすぐそこだし、

予算なんか関係ないお金があるしで、

深く考えずにできることがあり過ぎたのよね。

だから充実感を感じられないと言うか、

物足りなさを感じてたんだなぁ、

と思ったの。

 

話を戻し、

1日外に出られなかったその日は、

「ニュピ」というバリの新年で、

1日家にいる静寂の日。

旅人もそれに習って、

宿の敷地内で過ごすの。

本来は仕事も料理も何もしない、

静かに悪霊が去るのを待つ日なのに、

宿の主は宿泊客のために

朝、昼、晩と食事を用意してくれたんだよね。

 

「生活に根ざしたしきたりの中に、

 近代化をどうやって受け入れていったんだろう?」

 

って、その時思ったの。

そんな疑問を持ったのも、

ガイドブックのおかげ。

ニュピの日にニュピについて学んでみました。

「バリの新年」ということは地元の人の説明で知ってたけど、

それがいったいどういうものなのか、

全く検討が付かなかったのよね。

だから知りたくなって、

タイミング良く時間があって、

ガイドブックを読み込めたってワケ。

静寂の日は、

音の誘惑もなく、

ひたすら字に集中するのにはうってつけだったよ!

 

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小説を読み始めたのは、

マレーシアのティオマン島。

そう言えば、

まだティオマン島のことを語ってないねぇ。

あそこは「海」と「時間」の島で、

私にとっては「これが良かった!」って言うんじゃなくて、

トータルで最高のホリデーだったから、

話しておもしろいかどうか・・・

って迷ってると、

後回しになっちゃうのよね〜(笑)。

だから、もう少し後で。

まあ、本の話もその1つではあるんだけど!

 

この島は一番本を読んだ島でもある!

本を読むきっかけにもなったし、

旅の最後の1ヶ月を過ごした場所でもあるからね。

うれしいことに、

日本人経営のダイビングショップが、

日本語の本の貸し出しもしてて、

自分の本棚のように使ってたの。

しかも、読みたかった本があるある!

まず見つけたのが、

沢木耕太郎の『深夜特急』。

しかも、全3巻中一番読みたかった1巻だけあったの!

ラッキーでしょ!

旅物語で、最初の1巻が東南アジアというかマレー半島の話、

ちょうど私たちの逆ルートを行ってたから、

「参考になるかも!」って思ってたんだよね!

大沢たかお主演でテレビドラマ化もされたんだけど、

見たことある?

私はたぶん数カット見たことがあるんだと思う。

読みながら大沢たかおが街を歩いているシーンを想像できたんだよね!

それがおもしろくって!

時間もあるし、

その時の境遇と類似点もあるからか、

どんどん読めちゃったんだよね!

思わず吹き出しちゃうこともあってさ、

何回も彼に読んで聞かせちゃったくらい。

でも、よかったのは出だしだけ。

読んでるうちに、

だんだん自分の旅と重なり合わなくなってきちゃって、

つまんなくなっちゃったんだよね。

その時の気分、よ〜く思えてる。

あの本は、今もう一度読んでみたいかも。

旅を1つ終えた私だからさ、

あの時とは違う読み方ができるような気がするんだよね。

 

読書と平行してやりたくなったのは、

「読書感想文」

小学生の頃は嫌いだったんだけどね(笑)。

夏休みの宿題でなかった?

 

「20冊の読書記録と、

 推薦図書の感想文何枚以上」

 

みたいな宿題。

普段から家でじっとしているタイプじゃなかったから、

学校が休みの期間に家で本読んで、

しかも感想書けだなんて

 

「できるか〜!」

 

って感じだったの(笑)。

そんな感想文だったのに、

読みたくて読んだ本は、

記録しておきたくなるものね!

驚きよ!

課されてるものじゃないから、

自分の気持ちのままを書き留めておけるしね!

その心地良いこと!

ぼ〜っとしながら話を思い返して、

余韻に浸って、

残しておきたいと思ったことを書く。

・・・本当の「ゆとり教育」ってこのことじゃない(笑)?

小学生の頃の宿題には、

 

「強制的にやらされてる感」

 

しか残ってないもん(笑)。

まあ、子ども時代は新しい情報を集める時だから、

ある程度“強制的”でなければ、

知らないで通り過ぎちゃったものも多いかもしれないけど・・・。

あの読書感想文って、

教育の立場から見ると、

どんな狙いというか、

重要性が組み込まれてたんだろ?

 

「これをやれ」

 

だけじゃなくて、

 

「どうして書くのか」

 

をもうちょっと教えてくれても良かったんじゃない?

と思う今日この頃。

だって、あれで何を学んだか覚えてないんだもん。

覚えてないだけで、

自分の肥やしにはなってるのかな?

だから感想文を書きたくなったのか??

ってことはないか(笑)。

最近、どうやったら「やらされてる感」にならずに済むかを、

考えることが多くて。

 

もう1つハマったのは、東野圭吾!

人気作家にハマってラッキーなことは、

古本屋に置いてある可能性が高いことね!

いろんな旅人が持ち歩いてるんじゃない?

東野圭吾はあちこちで見つけられたよ。

あの人の話にはのめり込んじゃう!

自分も物語の中に入っちゃうから、

中断が難しい。

時には話の世界に入り過ぎて、

複雑な気分になっちゃって、

休憩が必要なこともあったけどね(笑)。

 

「電車の中では読めない!」

 

って思った(笑)。

最後の30ページを泣き続けた話もあったし!

1日で読んじゃったのもこの人の本。

その日は、食事と海で泳いでいる以外は、

ず〜っと本の世界に浸ってました。

「本と海の1日」って響き、

良いでしょ〜♪♪♪

「日本、あった!」

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さすがアジア初心者だった私。

行く先々で、

日本を発見するたびに感動してたのよ。

日本国内にいても、ない?

 

「この店、ここにもある!」

 

ってこと。

私がおもしろがってるのは、

スタバとマック(笑)。

どこにでもあるって知ってるけど、

改めて見つけると、

 

「ここにもあるっ!」

 

って、楽しくなっちゃうのね。

数年前に、地元にドライブスルーのスタバがオープンした時は、

ウケてしまった。

中心街というか、

人が集まるところにあるイメージだったのが、

車じゃないと行かなそうなところに、

車客対象にまで展開するだ!

って思った時に、

ちょっとおもしろくなっちゃったの。

 

スタバとマック、

もちろん東南アジアでもしっかり見つけたよ!!

でね、おもしろいのは、

どちらも外国人でいっぱいってこと。

メキシコに行った時もそうだったけど、

地元と思われる人は3%くらいじゃないかな。

言葉が違う国だと、

勝手を知っている場所に集まりやすいのかな?

 

かわいいなって思ったのは、

バリのウブドにあったスタバ。

インドネシアの民族音楽で使われている、

大きな銅鑼、それが看板なの。

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銅鑼の形とスタバのマークがちょうど合うのね!

どこにでも調和できる(?)スタバ、

おもしろい!

 

それから、マレーシアのクアラ・ルンプールで見つけた

「ハラル・マクドナルド」。

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「そこまで!」と思ったね(笑)。

ハラルというのは、簡単に言ってしまえば

「イスラム教徒も大丈夫」ってこと。

イスラム教では、食べ物、

特に肉を捌く作法が決まってるんだよね。

まず全部の血を抜くんだっけな?

詳しいことは知らないけど、

その作法通りされたものじゃないと、

食べちゃいけないの。

だからイスラム教徒が多いところは、

商店街でもスーパーでも、

ハラル食品を扱ってるところが必ずある。

オーストラリアのスーパーにも、

ハラル食品コーナーがあったからね。

でも、マックまであるとは!!

どこにでもあるとは言っても、

「ここまでするんだ!」って驚き&爆笑!

 

初めて「日本発見!」と思ったのは、

タイのスラタニという町。

大きい町ではなさそうだったんだけど、

一歩奥に入ると、大規模な屋台通りがあって、

けっこうにぎわってたんだよね。

その一角にあったショッピングモール、

入ってまず目に飛び込んできたのは、

「ミスタードーナツ」!

ダンキンドーナツは各国でみたことあったけど、

ミスドはこの時が初めて!

そして、そのモール内のドラッグストアの商品。

日本製と言うか、

日本語で商品名や説明書きがされているものばかり!

 

「工場がタイにあるのかなぁ?」

 

と思ってみたけど、

それにしてもスムーズに商品を選べちゃうから、

タイにいるってことをしばし忘れてた。

次に日本食レストラン。

「ヤヨイ」という名のこのレストランは、

寿司ではなく、定食屋さん!

寿司以外の日本食店を見るのって、

ホントに初めて!

さらに、ファミリーマート!

ファミマがあったの!

日本のコンビニ、海外で初めて見た!

だいたいセブンイレブンしかなかったからね。

店の周りのロゴは、今の日本のと同じ、

緑と白のラインにファミマの文字なんだけど、

店の上の看板はなんと、

まだ昔の絵のまんま!!

初代のファミマじゃない?

知ってるかなぁ??

赤い太陽と黄色の星がならんで

ニコニコしているマーク!

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めっちゃ懐かしかった!!

 

って、その時は興奮気味だったんだけど、

日本に帰って来て確認したら、

ミスドはアメリカの会社だし、

セブンイレブンは「セブンイレブン・ジャパン」が展開しているものだったの。

ただ、ミスドは日本一大規模に展開してるドーナツショップらしく、

私が生まれた頃からあるから、

日本を感じさせるお店になってたのね。

 

アジアのセブンイレブン、

「日本が展開しているコンビニ」というのに納得できるのは、

タイのパンガン島で重宝したから。

日本のコンビニの感覚って、

海外では通用しないって知ってたから、

パンガン島までコンビニを利用しなかったんだよね。

 

「こういう旅に来てまでコンビニかい!」

 

って思う部分もあったし。

今はどうなってるか知らないけど、

アメリカやオーストラリアのコンビニで、

ランチは買えないよぉ(笑)。

あんなに何でもそろっている

「Convenience(コンビニエンス)」なコンビニは、

日本ならでは!

「観光スポット」にもなってるんじゃない?

パンガン島のセブンイレブンは、

日本のコンビニに近い!

サンドイッチに肉まん、

ハンバーガーにライスバーガー、

ソーセージが温められてて、

ナシ・ゴレンやその他アジア料理のレトルト食品、

その場でトーストしてくれるジャッフルもオーダーできる。

いろいろなドリンクも、

カップのサイズを選んで自分で入れられるようになってるし、

菓子パンやカップ麺、カップスープと言った、

近代的食品も充実。

日用品や文房具まで、

まさに日本のコンビニよ!

バリのコンビニ商品は他より高かったけど、

ここでは

 

「レストランで食べるよりも安く済む!」

 

ってことで、

1食分コンビニで済ましたこともあったよ。

 

バンコクに移動してからは、

「さすが首都!」って感じに、

見たことあるお店がい〜っぱい!

マック、スタバ、セブンイレブンはもちろん、

ケンタッキー、サブウェイ、バーガーキングまで!

ファミマも発見!

チェーン店に国境はない(笑)。

ホント見つけるのが楽しいよ。

驚かされたのは、

ショッピングモール内にあった、

日本のチェーン店の数々!

大戸屋、ココ壱番、モスバーガー、そしビアード・パパ!!

こんなに海外進出してるとはね!

他にも日本料理のレストランがあった気がする。

フードコートが軽く

「ジャパニーズタウン」化してたよ(笑)。

ちなみに、偶然入ったタイマッサージのお店も、

日本人経営のお店でした。

 

国境がないのは、

スーパーやデパート、ショッピングモールも一緒ね!

どこにでもある!

そしてどこに行っても、どの国でも同じ。

特にショッピングモール。

同じブランド店が並び、

同じようなデザインの内装。

オーストラリア、日本、シンガポール、マレーシア、タイ等々、

どこにいると言っても分からない感じ。

どの記憶がどの国で見たものか、

考えるのも大変なくらい。

そんな中、

カンボジアの首都プノンンペンのモールは、

何かが違ったの。

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本物ブランド店がない!!

偽物だらけ(笑)。

あと、どの国でも見られるマックやらスタバやらのチェーン店がない!

 

「アジアへようこそ!」

 

って感じが、

ようやくしたのがこの時よ!

そうそう、このモールにはゲームセンターもあってね、

日本ではもう古くて使われなくなったゲーム機が、

第2の活躍の場として使われてたのよ!

コイン投入口に「100yen」って書かれてるままでね。

あのストⅡ(ストツー)、初代の機械だったんじゃない?

さらに、「ローラースケートリンク」!

光GENJIの時代再来か(笑)!?・・・

 

あなたがこの話に付いてこられてるか、

ちょっと疑問だわ(笑)。

 

他にも見つけたのは、

日本生まれの人気キャラクター。

バンコクの北の方にある大きな公園に入った時、

まず目に飛び込んできたのは

 

「ピンク一色」

 

さ〜て!

ピンクのイメージのキャラクターは何でしょうか?

サイクリングロードまである、

ちょっと代々木公園にも似たその公園のレンタル自転車は、

幼児用から大人用まで大きさ様々。

マウンテンバイクもあるけど、

それ以外は大きいのも小さいものナゼかピンク!

分かった?・・・

 

それはキティちゃんで〜す。

 

見渡す限りピンクというのは、

ちょっと変な気分。

 

日本だとキティちゃんを身につけている人が多くって、

町中でもしょっちゅう見かけると思うけど、

東南アジアではそれに勝るキャラクターがいた!

さぁ、何でしょ〜?

その色は、「青」です!

水色と言った方が適切かな?・・・

 

分かった?

答えはドラえもんで〜す!!

スゴいよ!ドラえもん人気!

タイに入ってから頻繁に目にするようになったんだけど、

お店のテーブルクロス、水ポット、時計、それから洋服。

小さい子どもはもちろん、

10〜20代まで男女問わず着ていることが多い!

さらに、カンボジアで25人乗りしたミニバス内で、

聞こえてきた携帯の着信音は、

 

「♪あんなこといいな〜 ♪

 できたらいいな〜・・・♪」

 

ドラえもんです(笑)!!

持ち主は、20歳に近いかそれ以上の女の子よ!

いつタイのドラえもんブームは始まったんだか!?

 

日本語の本を扱う古本屋さんも、

タイから見つけやすくなったの!

それに気付いたのはタオ島。

本を置いているところ3軒しかチェックしなかったけど、

2軒は日本語コーナーを作れるくらいある。

しかも文庫だと1冊30〜60Bで

けっこう良いのをゲットできるのよ!

英語は普通に100B以上するのに、

さすが日本語は需要が少ないからかなぁ。

もしくは本が「小さい」からかな。

内容量はけっこうあるのにね(笑)。

見事に安い!

マレーシアで読書に目覚めた後だったから、

グッド・タイミングだったよ!!

古き良き昭和へようこそ!

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あなたは

 

「昭和」

 

と聞いて何をイメージする世代?

私は昭和生まれなんだけど、

「昭和」でイメージするのは戦後かな。

私の祖父母や両親の子ども時代。

自分が生きた時代じゃないのに、

懐かしさを感じるのはその辺りなのよね。

テレビの影響だとは思うんだけど、

昭和の映像は、

包み込むあったかさを漂わせてるような気がしたのよ。

「古き良き時代」と言った時も、

その頃をイメージするかな。

 

アジアの国々は一昔前の日本とあまり変わらないイメージ

 

と言ったけど、

それもこの「昭和」を思い出してたの。

実際行ってみて思ったのは、

やっぱり「昭和」がいっぱいよ!!

懐かしい気分になってた。

タイムスリップって、

こんなに簡単にできちゃうのね!

 

あなたもどっかで見たことがあってほしい!

七輪での炭火焼!

今でも秋のテレビCMで、

サンマを焼いてるシーンで使われてると思うのよね!

あれはね、

ガスよりも良い感じに

「ほんわか♪ほくほく♪ほっくり♪」するのよぉ♪

カンボジアでバゲットを買った時、

 

「トーストするか?」

 

と聞かれてね。

それでお願いしたら、

その七輪で軽〜くあぶってくれたのよ!

炭で小麦粉がこげた香りがたまらなく良いっ!

 

あ〜七輪!

 

私はしっかりガス時代の人間だけど、

炭は良いっ!

バゲットに限らず、

道端に並ぶ屋台の料理にも、

七輪と炭は活躍。

正に昭和よ!!

日本では炭でコタツをあっためてた時代があったけど、

もう知らない人もいるでしょうねぇ〜。

 

それからね、

こっちは映画や何かじゃないと、

もうお目見えしないんじゃないかなぁ?

氷屋さんが、氷のブロックをのこぎりで切っているところ!

飲み物を冷やしたりするのに使う氷を売りに来てたみたい。

日本でも同じような時代があったけど、

氷で冷やす冷蔵庫って知られてるかなぁ?

電化製品になる前は、

そのための氷を売る氷屋さんがいたのよ!

って、さも自分が使ってたみたいだけど、

私はテレビと博物館の情報しかありません(笑)。

 

かき氷を作る機械も、一昔前のもの。

鉄製でね、

これもブロック氷を使うんだけど、

その氷がクルクル回って削れていくのが見えるのよ!

日本の縁日で見かけるのは、

プラスチック製のものばかりになっちゃったけど、

時々まだこの鉄製のを使っている粋な屋台があるのよね!

その重厚な機械で削られた氷は、

味も違うように感じちゃう。

 

ホントにカンボジアは、

日本の昭和を見ることが多くてね、

洗濯屋さんも昭和の香りがぷんぷん。

何てったって、

井戸にたらいに洗濯板ですから!!

これまたトトロの映画なんだけど、

お父さんとサツキとメイの洗濯シーン知ってる?

あれ!あれなのよ!

洗濯板はなかったけど、

私たちも旅の間、

何度となくバケツで手洗いしてたね。

腰は痛くなったけど、

気持ち良い達成感が!

「洗ったぁ〜っ!」ってね。

 

洗濯ついでに、宗教の話もしちゃおうかな。

洗濯物にまで宗教が関係してるとは、

思いもよらなかったのよ!

ヒンドゥーの国で、

洗濯物は「汚いもの」。

洗っても「汚いもの」(笑)。

高いところにかけちゃいけないんだって。

確かに、日本のように洗濯物が風になびいているところ、

見たことないわ!

地元の人はどうしているか分からないけど、

宿の部屋には、

ひざ丈かそれよりちょっと高いくらいの

タオル掛けが必ずあったんだよね。

訪問者への配慮、ありがたい!

 

ローカルバスについては、

乗り物のところでちょっと話したね。

これも昭和を感じる1つだったの。

特に板張りの床!

日本でもまだ、

板張り床の電車が動いてるところがあるけど、

見たことある?

見た時何か感じなかった?

そういう時に、

包み込まれるような懐かしさを感じるのが、私なのよ!

 

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これはお父さんから聞いたんじゃなかったかなぁ。

昔はね、放し飼いのイヌが多かったって。

野良犬もそう。

道端でネコを見つける感覚で、

イヌもいた時代があったって。

バリにはその話を思い出させる風景が残ってた!

ただ、バリの中でも、

町によってその状態は違ったのよ。

ウブドに比べてクタの野良犬の量は、

明らかに少ない。

勝手気ままに歩き回っているイヌはいるけど、

飼われていると分かるのばかり。

ダックスフントまで放し飼いなのには驚いた!!

その前に、

ダックスフントがいることにも驚いたけど(笑)。

友達の話によれば、

クタの野良犬は、

伝染病が蔓延した際全て処理されちゃったんだって。

 

(「処理」ね・・・。

 好きじゃない言葉だけど、

 他にマシな言葉が見つからなくて。)

 

逆にウブドでは、

道端の木の陰で、

次の世へ旅立った野良犬の姿を見かけたのよ。

何とも言えない雰囲気だったけど、

 

「これが自然かな?」

 

って。

ちなみにイスラム教で犬は「汚いもの」。

イスラム圏内ではまず犬は見かけないよ!

ブタもそう。

イスラム教徒は豚肉食べないの。

それで興味深いのが、

インドネシア。

ほとんどがイスラム教徒の国なのに、

バリだけはヒンドゥー教が根強く残ってる島なの。

ヒンドゥー対イスラムは、

歴史を語る上で重要なポイントになってくるけど、

動物でもそれを語れちゃうのは、

興味深いと思わない?

 

懐かしさを感じるワケではないけれど、

ふと疑問を感じたことがあるの。

 

「異常気象」

 

という言葉、

聞き始めてから何年経ってるんだろう?

あなたが「異常気象」という言葉を耳にするようになったのは、

いつごろから?

生まれた頃に、

もうあったりして。

マレーシアのティオマン島に行ったのは3月末。

ティオマンの雨季、

モンスーンの時期は10〜3月で、

私たちが行った頃は、

もう天気が落ち着いてきてもおかしくない時期だったの。

というか、

 

「終わっているはずなのに雨季っぽい」

 

と、地元の人が言うくらいの天候がけっこう続いたのよ。

どの国でも「異常」になってきてるのね。

私が「異常気象」を聞き始めたのは、

小学校の頃じゃなかったかなぁ・・・

となると、10年単位で異常気象が続いてるってこと!?

それは異常なのか?

それが「正常気象」になってしまう日が来るってことか!?

 

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郷に入っては郷に従え(2)

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日本ではまずあり得ないけど、

東南アジアだと許せてしまうのが、

カスタマーサービスの適当さ。

日本のカスタマーサービスは、

世界一とも言える評判だからね。

お客様からの依頼を忘れるなんて、

あり得ないでしょ!

しかも2回連続(笑)。

 

さらに料理の配膳間違いなんて、

致命傷でしょ!

 

それがさ、全部許せちゃうのがアジアなのよ(笑)。

 

まずはバンコクの屋台のウェイトレス。

私たちのオーダーを取ってくれた子なんだけど、

先にお願いした飲み物がなかなか出てこない。

その子は別に忙しそうにしてるワケでもなかったから、

聞いてみると、

 

「ソーリー!」

 

と苦笑。

どうやら忘れていたらしい。

そして食後、お勘定をお願いしたら、

うなづき、そのまま・・・5〜10分くらい?

勘定書だけでそんな時間かかるはずない、

と思い確認したら、

また「はっ!」とした表情で、

 

「ソーリー」

 

そして苦笑。

また忘れたみたい(笑)。

すごい忘れっぷりじゃない?

どっちも頼まれてすぐやれば、

忘れるようなことじゃないのに、

2連発!おもしろいよね〜。

 

もう1つは、マレーシアのティオマン島にある、

私たちお気に入りのレストラン。

そこのウェイターが不思議くんでさ。

家族経営のところだから、

接客に興味あるなし関係なく、

みんなが働いてるんだけど、

それにしても不思議くんだったのよ!

でね、彼の得意技が「テーブル間違い」。

さらに、料理を持ってきても、

それが何なのか言わずに、

ただ置いて去っちゃうから、

 

「ん?」

 

ということがしばしばあったのよね。

最初は、

「スウィートサワー・フィッシュ」と

「スウィートサワー・チキン」の間違い。

私たちがオーダーしたのは「チキン」、

でも来たのは「フィッシュ」。

それに気付いて主人に確認したら、

どうやら、隣りのテーブルの「フィッシュ」が

私たちのところに来ちゃったらしい。

じゃあお隣は・・・!!

「フィッシュ」だと思って「チキン」食べてるぅぅぅ(笑)。

主人と一緒に大笑い!

気付いても

 

「まっ、いっか」

 

と思って食べ続けてたのか、それとも

 

「この魚もおいしい」

 

と思いながら鶏肉を食べていたのか・・・。

私たちは「フィッシュ」も好きだから、

そのままいただいちゃったけどね。

 

さらにやってくれたのも、

この不思議くん。

その時は、全てのオーダーが、

そっくり隣りのテーブルと入れ替わっちゃったの。

だいたいの料理は知ってたから、

違うものが来たら指摘できたんだけど、

この時の1品目の記憶は曖昧だったんだよね。

 

「これだったっけかな?」

 

と思いながら食べちゃったの。

だから2品目で気付いた時は、既に遅し。

隣りのテーブルに行っちゃった私たちの料理は・・・

 

「もう食べ終わりそうです」

 

ってあっさり言われちゃった(笑)。

まあ、今までオーダーしたことない料理だったから、

「試してみんべ」ってことでOKだったけどね。

日本じゃあこんな穏和に終わらないよねぇ〜(笑)。

 

次の「郷に入れば・・・」は日本にいてもあることだけど、

起るのはレアケース。

それが東南アジアではごくフツーに感じてしまったのが、

「停電」。

東南アジアと言っても、

島での恒例ハプニングだったけど。

マレーシアのティオマン島に、

タイのパンガン島とタオ島。

タオ島には2週間弱しかいなかったんだけど、

4回以上あったからね。

そうなると

 

「今日はないの?」

 

って感じになっちゃう(笑)。

 

朝の停電って、おもしろいね!

さすがに分かりづらかったんだけど、

レストランで朝食中、

ふと「何か雰囲気が変わった」と気付いたら、

心地良い音楽がなくなってたんだよね。

それで辺りを見回したら、

ファンが止まりかけてて、

後ろに座っている人のパソコンの画面が、消えた!

そして宿の兄ちゃんがブレーカーチェック。

あ〜ぁ、やっぱり停電だったんだ!って感じ。

その後の兄ちゃんのコメントがおもしろかった!

 

「午後には戻るでしょ〜。」

 

って、その時11:00amくらいだったと思うよ(笑)。

電気がなくなってもあせるんじゃなく、

戻るまで気長に待てる人たちの生活!

いいよね〜!

 

夜の停電は、想像できるでしょ?

でも、ちょっと違う点は、電気が点いていても、

そこまで明るくないのよ(笑)!

だから、電気が消えても

 

「あれ、電気消えたかな?」

 

って感じ。

それに宿にいる以外は、ほとんど外。

レストランも屋根付きテラスみたいな感じで、

半分外だから、自然の明るさが残るのね。

全然問題な〜し!

島の人たちも、電気がないのに慣れているらしく、

すぐろうそくが出てくるし、

何と言っても、

星や月を楽しむ良いチャンスなのよ〜♪

 

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そう言えば、

水が出なくなったことも2回くらいあったかな。

そんな時は、シャワーの代わりに海で泳いでました。

 

慣れたことのついでに、

裸足で歩くって気持ちいいのね!

現代っ子の私は、

生まれた時からアスファルトだったから、

何かしら履いてたんだけど、

ここにきて裸足で歩くことを覚えました。

常夏の海の生活が長いと、

裸足の方が楽でね。

ビーサンも穴が開いてたから、

 

「裸足と変わんないか!」

 

ってことから始めちゃった(笑)。

意外に裸足で歩いている方が、

そこそこキレイな足の裏をキープできるの!!

自然に角質処理してくれてるのかなぁ?

 

ところで、「郷に従え」と言われても、

慣れられないこともしばしば。

それはマラッカでの中国人のマナー。

プールの中にツバを吐き、

鼻をかんだものまで流す・・・おえっ。

さらに町中でも目撃!

指で鼻をかみ、

その指を店の柱にこすりつける・・・ぉぉおえっ!!

気持ち悪いとしか言えないよ。

 

それから、

これはこの宿だけだと思うけど、

朝食から帰ってきたら、

部屋が「全て」整頓されていたの!

ベッドメイキングだけなら分かるよ。

それが、窓に干してあったまだぬれてる物は、

たたんでベッドの上に置かれ、

ドアノブに干してあったタオルは

バスルームに干してあり、

お金を隠してあったタオルは、

テーブルの上からベッドの上へ。

床に脱ぎ捨ててあった下着とTシャツは、

下着をTシャツで包んでテーブルの上に移動。

テーブルの上も全て整頓され、

床にあった物は全てバックの中に入れられ、

バックも部屋の端の方へ置くという始末。

 

「どんなサービスだいったい??」

 

って感じじゃない?

そんな説明いっさいなかったからね。

その驚きがうまく英語で伝わったか不明だけど、

どうやら毎朝そうじが入るらしいことが、

その時分かったの。

それにしても、私物にまで触るとは!驚きよっ!

几帳面そうな女の子がそうじしてたから、

きっとあまりの汚さに耐えかねたんだろうけど、

これは「ありがとう」の気持ちにはなれなかったね。

 

そして最後にもう1つ。

携帯電話を使っている人の多さ!

これには慣れずに驚き続けた。

大人も子どもも、何もすることがないと、

だいたい携帯をいじってたの。

日本のようにメールを使うよりも、

電話をかけていることの方が多かった気がする。

 

「固定電話を引くより、

 簡単に手に入れやすい携帯電話の普及率が高い」

 

ってどこかで読んだけど、

それにしても携帯で話している人が多過ぎて、

変な気分だったよ。

あんなに電話してて、

使用料金システムはどうなってるんだろう?

ちなみに私たちは、

携帯なしで旅してました!

10何年ぶりに、

携帯がない生活したけど、

振り回されなくて良いねぇ(笑)!

 

「郷に入っては郷に従え」って、

昔の人は良く言ったものよ!

誰が言い始めたんだか?

英語でも同じ意味合いのフレーズがあるのよ!

 

「When in Rome, do as the Romans do」

 

ってね!

このフレーズって、万国共通?

 

<ドナルドもタイ仕様↓>

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郷に入っては郷に従え(1)

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この旅ではね、

いろんな「あたりまえだったこと」が覆されたのよ。

「あり得ない」が「あり得る」ようになっていく旅。

これがおもしろい!

値段交渉もその1つ。

その他にもいろいろあったんだけど・・・

どれから話そうかなぁ?

 

やっぱりこれかな!

東南アジアでは「あたりまえの生活」から。

 

あなたも今まで旅行はしたことあると思うけど、

その時

 

「お湯が出るシャワーがありますか?」

 

って、宿に確認したことある?

あったらこの後の話はどーでも良い話になっちゃうんだけど(笑)。

日本に生まれ育った人であれば、

「シャワー付き」となれば、

だいたい何も考えずに「お湯と水が出るもの」を想像するんじゃない?

少なくとも私は、彼から話を聞くまで、

水だけのシャワーなんて考えたことなかったと思う。

だって、夏だってお湯シャワーを浴びてたんだよ。

お湯じゃないとキレイになった気分にならなかったし、

水だと体に悪そうな気がしたし。

水だけのシャワーは、プールだけでしょ!

 

ところがね、

東南アジアは水シャワーが基本です。

お湯シャワーは、旅行者のために作られたようなもんで、

ない宿もあります。

さらに、割高です。

そうなったらもう「郷に入っては」よ!

その地での生活を堪能しましょ。

気温が日本より高い東南アジアは、

水で充分!慣れるものよ。

それに、どこに行っても

 

「今までと同じ生活」

 

を求める方がめんどうになる。

ただやっぱり、

お湯シャワーで癒されたことは何度かあったわ。

特に北の方に動いた時はね。

それに、「汗を洗い流せた感」は、

お湯の勝ちでしょ。

 

とっても印象に残っているのは、

バリのウブドの宿。

バリの宿は「ホームステイ」と呼ばれている形が多くって、

スタッフ家族の家がある敷地内に泊まれるの。

その敷地はかなり広くて、建物がたくさん!

ヒンドゥー教の教えに準ずる、

伝統的な家のあり方なんだって。

居間のように使われている建物、

家族の部屋らしき建物、台所、書斎(オフィス?)などなど

機能別に建物が分かれてて、

お社からゴミ置き場まで、

敷地内のどこに位置するべきかも全部決まってるの。

そこに、宿泊客用の建物を追加してあるのが、

「ホームステイ」の形。

伝統的な建て方の現代版なのかな?と私は思っているけど、

前に話したアトリエの主によると、

ホームステイをしている家の建て方は、

もう伝統的とは呼べないんだって。

外から入って来るものが増えると、

変わらざるを得ないのね。

 

さて、ウブドの宿の何が印象的だったかと言うと、

シャワー付きの部屋なんだけど、

そのシャワー、建物の外壁に付いてるの!

軒下にある、外壁と塀の間にできたスペースを上手く使って作った、トイレとシャワー!

その手作り感がかわいくってね。

最初は「外!?」と思ったんだけど、

今では愛着があるのよ(笑)。

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宿の話のついでに、

チェックアウトについても話しちゃお!

東南アジアだとだいたい12:00pmです。

場所によって11:00amのところもあったし、

1ヶ所だけ10:00amがあったけど、

基本のんびりなの(笑)。

これにも最初はビックリよ。

 

トイレの「あたりまえ」は、トイレットペーパーなし。

旧式ウォシュレットなの。

水を溜めておく場所と手桶があるパターンと、

水道にホースが付いているパターンがある。

場所によっては石けんも置いてあったかな。

ちょっとおしゃれなところに行くと、

ハイテクホース(笑)があって、

手元のレバーで水を出し止めできるようになってるの。

エコよねぇ〜。

でも、「節水」の動きから、

トイレットペーパーに移行しているところもあってさ、

おもしろいよね。

トイレットペーパーと水、

どっちが環境にはやさしいんだろう?

 

「東南アジアではあたりまえ」から一転したのは、

シンガポール!

なんなのあの冷房は!!

どこの宿も満室かバカ高くてね、

やっと見つけたバックパッカーだったんだけど、

1日中冷房ガンガンなの!

20人用という大部屋ではあったけど、

 

「クーラーあり過ぎでしょ!

 何台設置してんのよ!」

 

って感じ。

しかも、全部20度くらいに設定されてたんじゃない!?

窓なしの部屋で逃げ場がなく、

リモコンも見当たらず、

ただ凍えていくしかないという地獄よ!

常夏の国で凍え死にそうになるなんて、

あり得ない!!

でもそこしか宿がなかったんだもん(泣)。

そんな宿でもメリットはあって、

他の旅人からシンガポール情報と、

マレーシアのガイドブックをゲット!

これが共同部屋の利点ね!

 

この「冷房効かせ過ぎ」は、

シンガポールの宿だけじゃなく、

長距離バスでも同じことが言えたの。

 

バスに乗って私たちがまずしたことは、

長袖長ズボンに着替え、

靴下に靴(普段はビーサンだったからね)、

そしてサロンで全身カバー!

それでも寒い時は寒い!

スタッフもジャケットを着ている時があるんだよ!

それなのに、なんでそんなに冷やす必要があるのか!?

真夏の格好のままで、何時間も乗り続けられる人には驚かされたよ!

冷房と外の温度差で疲れないのかなぁ?

 

バスつながりでもう1つ。

ラオスで乗った、

ドラゴン・ポールの景色を楽しめたあのミニバスでね、

運ちゃんが言ったの。

 

「休憩は特に決まってないから、

 トイレに行きたくなったら教えてね。」

 

言われた通り、一緒に乗ってた1人の女の子が、

トイレに行きたいことを伝えたら、

 

「OK!」

 

と言ってすぐに車を止めてくれたの。

そして一言、

 

「男子はあっちに行くから、

 女子はあっちに行ってね。」

 

懐かしい。茂みトイレでした(笑)。

子どもだけが許されることだと思っていたけど、

大人になってからもやることあるのね。

 

これも「東南アジアのあたりまえ」に入るのかなぁ?

シャンプーはあるけど、コンディショナーがないのよ!

バリではあったの。

それがシンガポールのリトル・インディアから探し始めて、

マレーシアにはなかったのよね。

時々たま〜に1種類だけ置いてあることはあったけど、

基本シャンプーしか置いてないの。

お店の人に「コンディショナー」って言っても、通じないしね。

文化や宗教の違いかね?

リトル・インディアは、ホントにインド人だらけ。

インドではココナッツオイルを髪にぬるらしいから、

そうなるとコンディショナーはいらなさそうよねぇ。

それからマレーシアはイスラム教の国。

いつも髪の毛を隠してるから、

コンディショナーはいらない!?

ゴアゴアの髪の方がまとまりやすいか!?

いや〜ナゾよ。

小さい時からコンディショナーがあるのがあたりまえだったから、

「売ってない」なんて考えてもみなかった(笑)。

でもこれも慣れね。

最初は心地悪かったけど、

「あるもので何とかする」のが旅のおかげであたりまえになってさ、

シャンプーだけあれば、とりあえず大丈夫!

石けんで髪の毛を洗うまでは・・・まだやってないな(笑)。

 

それから、タンポン。

東南アジアでは、まだ使われ始めたくらいなのかなぁ?

それとも、敬虔な宗教徒たちが多いから、

それと何か関係あるか?

マレーシアのティオマン島にあるリゾートまで行って聞いたんだけど、

 

「マレー人は使わないから、

 この島には置いてない。」

 

って言われちゃったからね。

ホントに売ってない!

日本はどうだろ?

種類は少ないけど、どこに行っても売ってるよね。

これが欧米諸国に行くと、

スーパーでの陳列量がスゴい。

種類が豊富で、選ぶのも困るくらい。

タンポンも欧米文化からきたのかなぁ?・・・って、ちょっと調べてみたんだけど、

この歴史も長いよーっ!!

おもしろい!

エジプトまでさかのぼる話らしい。

これは今調べるべきではないね(笑)。

止まらなくなっちゃう!!

 

写真屋さんも、「あってあたりまえ」と思ってたけど、

そうでもない!

こんなにないとは、意外よ!

大きな町にはあるけど目立たないし、

地方にはあったとしても、

条件が合わないとプリントできない!

島には・・・まずないね。

写真やカメラという存在は、

大都市以外にはまだ浸透していないのかなぁ?

撮ってもパソコンで見るだけとか?

旅人で写真をポストカードにする人も、いないのかなぁ?

 

バリのロビーナで見つけたのは、店構えは大きい写真屋さん。

でも写真屋さんっぽくなかったんだよね。

どちらかと言うと「印刷工場」見たいな印象。

その印象、満更でもなかったみたい(笑)。

プリントできる条件がおもしろかったの!

ポストカードサイズの写真なら

 

「10枚から受け付けられます」

 

だって。

日本のように、

それぞれの写真サイズ用のプリント紙があるんじゃなくて、

大きな1枚のプリント紙を使うから、

 

「希望の写真サイズの何枚分が大きな1枚のプリント紙サイズか」

 

で最低枚数が決まるんだって!

ね、印刷業者っぽいでしょ。

3枚だけというのは、どう粘ってみても無理だった。

じゃあ、15枚って言ってたらどうなったかね(笑)?

 

マレーシアのマラッカで見つけたお店も、

パソコンと家庭用プリンターでやってくれる印刷屋さんだったし、

日本の「写真屋のおじちゃん」みたいな人は、なかなかいないの!

ようやく会えたのは、タイのバンコク!

やさしいおじちゃんで、いろいろお願いしちゃったよ(笑)。

自分で撮ったお気に入りの写真をポストカードにするのが、

やっぱり一番いいからね!

日本人と旅行と有休

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私ね、

こんなに日本人がカンボジアにいるって、

思わなかったの!

だって、カンボジアのイメージって、

まだ「紛争」や「「地雷」から離れられないのよね。

旅先にカンボジアの名前が上がった時も、

 

「旅人を受け入れているんだぁ」

 

と思ったくらい。

この時もまだ、

「アンコール・ワット」と「カンボジア」が

つながってなかったのよ(笑)。

 

日本人が多いと言っても、

シェムリアップだけね。

旅人じゃなくて、

観光客、ツアー客が多いの。

私たちが行った「旅先」と

日本人が好む「旅行先」は違うみたいで、

日本人に会う機会はそうなかったんだけど、

シェムリアップ、

特にアンコール遺跡での日本人出没率はスゴかった!

日本人ガイド付きの団体旅行者はもちろん、

現地のガイドを付けてるケースもけっこう見たね。

おもしろかったのは、

日本人観光客が一番多く見られた日って、

どんな日だったか想像つく?

私たちは計3日アンコール遺跡内にいたんだけど、

その日はね、

客数が一番少なかった日だと思う。

なのに、

日本人だけは一番多い日だったの。

 

あのね、

その日はどんより雨雲の1日。

 

いつ降り出すかあやしい状態。

しかも、アンコール・ワットの頂上は、

週1回の清掃の日でクローズよ!

ゆとりのある旅程があたりまえの欧米人は、

こういう日は来ない。

限られた日数にしっかり予定を組んでる日本人は、

予定通り来るのね。

おもしろい。

 

ちょっとついでにこの話して良い?

世界の有休事情!

旅の話をまとめながら聞いていたラジオがね、

この話をしてたのよ。

フランスとどこだったか、

ま、ヨーロッパの国々であることに間違いはない。

ヨーロッパの多くの国々はしっかり有休を毎年消化、

有休日数も1ヶ月以上あるんだって。

日本の有休日数は、

平均1週間〜10日だった気がする。

 

世界で一番少ない日数!

 

働き者の日本らしい結果よね。

でも、それだけじゃないの。

一番印象に残っているのは、

世界で一番有休消化率が低い国について。

どこか分かるんじゃない?

私も察しはついたけど、

まさか本当にそうとはねぇ・・・。

 

その通り、日本です(笑)!

 

有休消化平均日数は3日・・・

世界最低の有休日数も消化できないなんて・・・。

働き者というより、仕事バカでしょ!?

(な〜んて言ったら怒る人もいるかな?)

 

良く聞くんだよね、

 

「権利があるのは知ってるけど、取り辛い。」

 

「どうせ後でたまった仕事が自分に戻ってくるだけだから・・・」

 

ってさ。

あなたの職場はどう?

私の昔の職場は、

みんながあたりまえのように有休を使う環境だったから、

お互いをカバーし合うのがあたりまえだったんだよね。

いつから有休を取ることに

「遠慮」というものが出てきたんだろう。

「有休を取らせないオーラ」を出している職場もあるらしいし。

 

「勤務時間はしっかり仕事に取り組み、

 オフの時は思いっきり羽を伸ばす。」

 

この方が絶対的に効率が上がるだろうことは、

誰もが分かっているだろうに・・・。

 

旅で会ったあるフランス人は、

 

「1年休暇がもうじき終わるの」

 

って言ってたの。

3年勤続したら

1年の休暇を申請できるんだって!

しかも帰ってからの仕事もちゃんと保証されてるの!

ご褒美付きの仕事って、

理想よねぇ〜(笑)。

 

さ、アンコール・ワットの日本人観光客の話に戻るよ。

「どんより雨雲」の天気は、

観光には向いてないけど、

アンコール・ワットの雰囲気にはピッタリ!

その後激しい夕立になったんだけど、

雨の中のアンコール・ワットは美しいわ〜♪

カンカン照りよりも雲や霧に包まれていた方が、

全てをさらけ出していない感があって良いの(笑)!

最初に見た時とは違って、

ようやく感動できた!

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で、その雰囲気にひたってたワケ。

その時に見つけた日本人女性。

階段に腰を下ろし、

休憩しながらおしゃべりしてるのかなぁ、と思ったら、

そこにいたのは1人だけ!

どうやら携帯で話している様子。

しかも相手は日本にいる友達か?

 

「死んだと思った?」

 

などと話しているところから、

きっと言うだろうと思った言葉!

本当にその通りに言ったのよ!!

 

「ちょっと想像してみて!

 私は今アンコール・ワットの

 ど真ん中に腰を下ろしてるとこなんだよ!

 それで話してるなんて、

 この感動分け合おうよ!」

 

「世界遺産のあのアンコール・ワットの

 ど真ん中とつながっているんだよ!」

 

何回繰り返して言っていたことか(笑)。

分かる!気持ちは分かる!

でも、私も携帯持ってたらやったかなぁ?

昔ならやってたかもしれないけど・・・

でも、どこかに行った時に、

その雰囲気にひたってたくて、

 

「携帯なんていう現代的なものは使いたくない!」

 

って、電源を切っていた気がするんだよなぁ・・・。

ね?気持ちは分かるでしょ?

あなたも電話するかな?

電源切るタイプ?

 

アンコール・ワットにいながら日本とつながれちゃう、

っていうのもそうだけど、

訪問者である私たちの感覚と、

そこに生活している人の感覚は、

どのくらい違うんだろうって、

何度か考えさせられたんだよね。

 

東南アジア一大きいと言う、

これまた観光スポットのトンレサップ湖。

ぼったくられちゃった日本人に会ったところね。

湖に通じる道の入口付近が工事中だったの。

その辺いったい何もかも切り開かれて、

見えるのは地面だけ。

見事にのっぺりよ。

そこを終点として、

すどーんっと木々の中を切り進んでいたのは、

広い複数車線にでもなるだろう一本道。

料金所のような小さいブースが見えるところからすると、

高速道路か何かかな?

どんどん観光向けになっているというのが

分かる一面だったの。

ただ、そこに至るまでの道の両側に広がる集落は、

どのくらいの生活ができているのか不明な状態。

家、井戸、幼稚園等々、

「ドネイティッド・バイ○○(○○の寄付)」

という看板があちこちに。

寄付であったとしても家があり、

制服を着た子どもたちがいっぱいいるということは、

現在はそこそこの生活ができているのか?

もしくは最近そうなれたのか?

実態は分からないけど、

物乞いする人はおらず、

フレンドリー且つ明るいところから考えると、

生活を楽しめている村なのかな??

ただ、その湿地帯にある家々の並び方は、

難民キャンプを思わせたのよねぇ・・・。

そんな人々に、

あの一本道は必要なのかなぁ?

国の発展のための観光化が良いのか、

自然と生きる生活の保存が良いのか・・・。

 

ラオスでもそう。

ルアン・パバーンから行けるクアンシーの滝では、

滝壺でシャンプーしている家族が。

メコン川に浮かぶデット島では、

石けんで全身を洗い、

そのままメコン川に飛び込んで流すという、地元の人が。

そういう人たちの目に、

私たちの宿での生活は、

どう映ってるんだろう?

 

各国に行きはしたけど、

 

「これでその国々のことを本当に知ることになったんだろうか?」

 

「こういう旅にはどんな意味があるんだろうか?」

 

旅の意味合いは人によって違うというのは分かるけど、

じゃあ

 

「私の旅は?

 この旅で何か見つけたか?

 変わったか?」

 

と、自問自答してたね。

1回ちょっと行っただけじゃ、

何もどうにもならないと思う。

ただ、

 

「この時の経験が、

 この先どこかでつながってくるはず!」

 

って思ってる。

 

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どころで、

シェムリアップはどうして日本人が多いんだろう?

ガイドブックにも

「シェムリアップに来る観光客のほとんどが欧米人と日本人」

って書かれてあるくらい。

しかも、

コンビニが日本人観光客のために作られていると言っても

過言ではない状態。

まず、アサヒビールが棚にも冷蔵庫にも並び、

お土産用に作られたアンコール・ライスワインのラベルには

「アンコール焼酎」と日本語で書かれ、

しっかりお土産用パッケージまで。

「日本の技術のおかげで生まれました」みたいな内容が、

日本語で書かれているお酒に、

「アンコールビスケット」やら「ひとくちビスケット」など、

日本のお土産品と同じようなパッケージと日本語名まである。

 

「日本語少し話せます」

 

と言うトゥクトゥク・ドライバーまで登場よ!

そう言えば、国境でも

 

「アリガト」

 

って言われたねぇ。

日本人が多いのは分かるけど、

ホントにどうしてなんだろう?

知ってる?

聞いたことある?

知ってたら教えてもらいたい!

アンコール・ワット病発症!?

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今回の旅、

何と言っても一番楽しみにしていたのが、

ここよ!アンコール・ワット!!

小さい頃からその名前は知ってたの!

「世界遺産」がどういうものかは知らなかったけど、

そう呼ばれているのも知ってたくらいだから、

相当の有名どこよね。

カンボジアにある、ということは

最近知ったけど(笑)。

あなたも知ってるでしょ?

アンコール・ワット、

どんなイメージがある?

私はね、

 

「人を寄せ付けないような、

 人の手がまだまだ入っていないような

 ジャングルの中にあって、

 遺跡が周りにもごろごろしてて、

 当時にタイムスリップできる!」

 

ようなとこをイメージしてたの!

昔良く見てた『世界不思議発見』で、

あこがれのミステリーハンターたちが、

言葉通り「辿り着いた」イメージ!!

 

「そこに私も行けるんだ!!」

 

って、けっこう興奮してたの!

 

それがさぁ〜・・・

 

なんかさぁ〜・・・

 

4時間くらいいたのにさぁ、

 

ずーっと

 

「つまんない。」

 

ぜ〜んぜん感動しないの。

想像してたのと違ってさぁ、

迫力に欠けてさぁ、

な〜んにも感じない自分にショックよ!

テレビで見たアンコール・ワットって、

すっごくかっこよかったんだよねぇ・・・。

それがさぁ〜・・・。

 

実は、シェムリアップに着いた頃から、

暗雲は垂れ込めてたのよ。

ガイドブックによると、遺跡は町から約7km

特別離れているワケではないのに、

その町がかなり大きい町でさ、

「拓けてる」というより「発展してた」のよ。

その町の様子からは、

「密林の中の遺跡に通ずる」雰囲気は

感じられなかったね。

実際自転車で向かったら、

「町中の道」が全然終わらない。

しかも途中から、更にしっかり舗装された

広〜い直線の道路になっちゃって、

いくら周りが木々で囲まれていても、

 

「ジャングルが始まった?のかな?」

 

って感じ。

 

「もしかしたら、この先に本当のジャングルが待っているのかも!」

 

と期待もしてみたけど、

ホントずっと走りやすい道路だったよ(苦笑)。

そしてね、その直線道路が終わると、

目の前に見えちゃうの、

あの“人を寄せ付けないような遺跡”が。

「寄せ付けない」なんてとんでもない!

「みなさんいらっしゃ〜い」状態よ!

「辿り着く」必要もなかったの。

 

出だしがそれでしょ。

そして前話したように

「自転車停めさせてあげるから〜」の子どもたちでしょ。

気分を作るタイミングを逃しっぱなしよ。

それでもまだ期待を胸に遺跡に足を踏み入れたら、

更に続く観光地ビジネス!

アンコール・ワットの塀の中まで

お土産村ができていたのには驚いた!

近づきたくない雰囲気満々よ。

そして

 

「たった1ドルだから」

 

と近づいてくる、

アンコール・ワットのガイドブックを売っている人。

さらに、

 

「何か飲み物いるーっ!?

 食べ物もあるよーっ!」

 

と、100mも先から叫んでいるおばちゃん。

時の流れを感じる余裕もありゃしない(泣)。

 

「ここはテーマパークか!?

 東武ワールドスクウェアか!?」

 

ということで、中に入ってからは、

「つまらない」しか口から出てこなかったの・・・。

 

 

「アンコール・ワット病だね。」

 

これは彼の一言。

どうやら私はアンコール・ワット病を作ったらしい(笑)。

「パリ病」って聞いたことある?

想像していた、夢見ていたパリのイメージ、フランス人のイメージが、

実際に行くことで見事に崩され、

「現実は大違い」というショックでなっちゃう病気。

私のはそのアンコール・ワット版(笑)

過度の期待がそうさせちゃうのよね。

頭の中でどんどんどんどんアンコール・ワットの理想像を

作り上げちゃってたのかも。

東京タワーを見に行くのと同じ感覚で行ってたら、

けっこう感動したかもしれないなぁ〜(笑)

 

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別の考え方をすると、

アンコール・ワットは私の好みに合わなかったのかも!

行くまで知らなかったんだけど、

「アンコール/ワット」は

「アンコール遺跡」の中の1つで、

あの辺りは様々な遺跡が集結しているエリアなのね。

「アンコール・トム」という

アンコール・ワットより少し新しい遺跡に行った時は、

少し心が動かされたのよ。

ゲートに向かっている時から、

私の気持ちが引っ張られているのを感じたし、

雰囲気にも私を包むものがあったのよねぇ。

行く機会があったら、

アンコール・トムの中にある

バイヨンの四面像は必見よ!

 

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