旅してみたら、「旅してみたら?」

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郷に入っては郷に従え(2)

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日本ではまずあり得ないけど、

東南アジアだと許せてしまうのが、

カスタマーサービスの適当さ。

日本のカスタマーサービスは、

世界一とも言える評判だからね。

お客様からの依頼を忘れるなんて、

あり得ないでしょ!

しかも2回連続(笑)。

 

さらに料理の配膳間違いなんて、

致命傷でしょ!

 

それがさ、全部許せちゃうのがアジアなのよ(笑)。

 

まずはバンコクの屋台のウェイトレス。

私たちのオーダーを取ってくれた子なんだけど、

先にお願いした飲み物がなかなか出てこない。

その子は別に忙しそうにしてるワケでもなかったから、

聞いてみると、

 

「ソーリー!」

 

と苦笑。

どうやら忘れていたらしい。

そして食後、お勘定をお願いしたら、

うなづき、そのまま・・・5〜10分くらい?

勘定書だけでそんな時間かかるはずない、

と思い確認したら、

また「はっ!」とした表情で、

 

「ソーリー」

 

そして苦笑。

また忘れたみたい(笑)。

すごい忘れっぷりじゃない?

どっちも頼まれてすぐやれば、

忘れるようなことじゃないのに、

2連発!おもしろいよね〜。

 

もう1つは、マレーシアのティオマン島にある、

私たちお気に入りのレストラン。

そこのウェイターが不思議くんでさ。

家族経営のところだから、

接客に興味あるなし関係なく、

みんなが働いてるんだけど、

それにしても不思議くんだったのよ!

でね、彼の得意技が「テーブル間違い」。

さらに、料理を持ってきても、

それが何なのか言わずに、

ただ置いて去っちゃうから、

 

「ん?」

 

ということがしばしばあったのよね。

最初は、

「スウィートサワー・フィッシュ」と

「スウィートサワー・チキン」の間違い。

私たちがオーダーしたのは「チキン」、

でも来たのは「フィッシュ」。

それに気付いて主人に確認したら、

どうやら、隣りのテーブルの「フィッシュ」が

私たちのところに来ちゃったらしい。

じゃあお隣は・・・!!

「フィッシュ」だと思って「チキン」食べてるぅぅぅ(笑)。

主人と一緒に大笑い!

気付いても

 

「まっ、いっか」

 

と思って食べ続けてたのか、それとも

 

「この魚もおいしい」

 

と思いながら鶏肉を食べていたのか・・・。

私たちは「フィッシュ」も好きだから、

そのままいただいちゃったけどね。

 

さらにやってくれたのも、

この不思議くん。

その時は、全てのオーダーが、

そっくり隣りのテーブルと入れ替わっちゃったの。

だいたいの料理は知ってたから、

違うものが来たら指摘できたんだけど、

この時の1品目の記憶は曖昧だったんだよね。

 

「これだったっけかな?」

 

と思いながら食べちゃったの。

だから2品目で気付いた時は、既に遅し。

隣りのテーブルに行っちゃった私たちの料理は・・・

 

「もう食べ終わりそうです」

 

ってあっさり言われちゃった(笑)。

まあ、今までオーダーしたことない料理だったから、

「試してみんべ」ってことでOKだったけどね。

日本じゃあこんな穏和に終わらないよねぇ〜(笑)。

 

次の「郷に入れば・・・」は日本にいてもあることだけど、

起るのはレアケース。

それが東南アジアではごくフツーに感じてしまったのが、

「停電」。

東南アジアと言っても、

島での恒例ハプニングだったけど。

マレーシアのティオマン島に、

タイのパンガン島とタオ島。

タオ島には2週間弱しかいなかったんだけど、

4回以上あったからね。

そうなると

 

「今日はないの?」

 

って感じになっちゃう(笑)。

 

朝の停電って、おもしろいね!

さすがに分かりづらかったんだけど、

レストランで朝食中、

ふと「何か雰囲気が変わった」と気付いたら、

心地良い音楽がなくなってたんだよね。

それで辺りを見回したら、

ファンが止まりかけてて、

後ろに座っている人のパソコンの画面が、消えた!

そして宿の兄ちゃんがブレーカーチェック。

あ〜ぁ、やっぱり停電だったんだ!って感じ。

その後の兄ちゃんのコメントがおもしろかった!

 

「午後には戻るでしょ〜。」

 

って、その時11:00amくらいだったと思うよ(笑)。

電気がなくなってもあせるんじゃなく、

戻るまで気長に待てる人たちの生活!

いいよね〜!

 

夜の停電は、想像できるでしょ?

でも、ちょっと違う点は、電気が点いていても、

そこまで明るくないのよ(笑)!

だから、電気が消えても

 

「あれ、電気消えたかな?」

 

って感じ。

それに宿にいる以外は、ほとんど外。

レストランも屋根付きテラスみたいな感じで、

半分外だから、自然の明るさが残るのね。

全然問題な〜し!

島の人たちも、電気がないのに慣れているらしく、

すぐろうそくが出てくるし、

何と言っても、

星や月を楽しむ良いチャンスなのよ〜♪

 

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そう言えば、

水が出なくなったことも2回くらいあったかな。

そんな時は、シャワーの代わりに海で泳いでました。

 

慣れたことのついでに、

裸足で歩くって気持ちいいのね!

現代っ子の私は、

生まれた時からアスファルトだったから、

何かしら履いてたんだけど、

ここにきて裸足で歩くことを覚えました。

常夏の海の生活が長いと、

裸足の方が楽でね。

ビーサンも穴が開いてたから、

 

「裸足と変わんないか!」

 

ってことから始めちゃった(笑)。

意外に裸足で歩いている方が、

そこそこキレイな足の裏をキープできるの!!

自然に角質処理してくれてるのかなぁ?

 

ところで、「郷に従え」と言われても、

慣れられないこともしばしば。

それはマラッカでの中国人のマナー。

プールの中にツバを吐き、

鼻をかんだものまで流す・・・おえっ。

さらに町中でも目撃!

指で鼻をかみ、

その指を店の柱にこすりつける・・・ぉぉおえっ!!

気持ち悪いとしか言えないよ。

 

それから、

これはこの宿だけだと思うけど、

朝食から帰ってきたら、

部屋が「全て」整頓されていたの!

ベッドメイキングだけなら分かるよ。

それが、窓に干してあったまだぬれてる物は、

たたんでベッドの上に置かれ、

ドアノブに干してあったタオルは

バスルームに干してあり、

お金を隠してあったタオルは、

テーブルの上からベッドの上へ。

床に脱ぎ捨ててあった下着とTシャツは、

下着をTシャツで包んでテーブルの上に移動。

テーブルの上も全て整頓され、

床にあった物は全てバックの中に入れられ、

バックも部屋の端の方へ置くという始末。

 

「どんなサービスだいったい??」

 

って感じじゃない?

そんな説明いっさいなかったからね。

その驚きがうまく英語で伝わったか不明だけど、

どうやら毎朝そうじが入るらしいことが、

その時分かったの。

それにしても、私物にまで触るとは!驚きよっ!

几帳面そうな女の子がそうじしてたから、

きっとあまりの汚さに耐えかねたんだろうけど、

これは「ありがとう」の気持ちにはなれなかったね。

 

そして最後にもう1つ。

携帯電話を使っている人の多さ!

これには慣れずに驚き続けた。

大人も子どもも、何もすることがないと、

だいたい携帯をいじってたの。

日本のようにメールを使うよりも、

電話をかけていることの方が多かった気がする。

 

「固定電話を引くより、

 簡単に手に入れやすい携帯電話の普及率が高い」

 

ってどこかで読んだけど、

それにしても携帯で話している人が多過ぎて、

変な気分だったよ。

あんなに電話してて、

使用料金システムはどうなってるんだろう?

ちなみに私たちは、

携帯なしで旅してました!

10何年ぶりに、

携帯がない生活したけど、

振り回されなくて良いねぇ(笑)!

 

「郷に入っては郷に従え」って、

昔の人は良く言ったものよ!

誰が言い始めたんだか?

英語でも同じ意味合いのフレーズがあるのよ!

 

「When in Rome, do as the Romans do」

 

ってね!

このフレーズって、万国共通?

 

<ドナルドもタイ仕様↓>

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