旅してみたら、「旅してみたら?」

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リアル「イッツ・ア・スモール・ワールド!」

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「最近、出会いはある?」 - 旅してみたら、「旅してみたら?」の続き話>

 

マレーシアのマラッカのバス停で会った3人組は、

実はティオマンにも同じ時期に滞在、

しかも同じ宿に泊まってた人だった。

そのうち1人は、

二言三言言葉を交わしたこともあった人だったみたい。

向こうが覚えてたよ(笑)。

更にこの人たち、

ラオスのルアンパバーンでも見かけたからね!

1ヶ月以上も間は空いてたけど、

さすが東南アジアの旅のルートは、

だいたい同じかな。

 

違った驚きの出会いは、

カンボジアのシェムリアップで。

彼はこの旅で出会った、

初めての日本人旅人じゃなかったかな?

まず出身県が同じってことにビックリ。

同じ県と言っても広いからさ、

驚くことではないんだろうけど、

初めて会った日本人が、

同じ県から来た人だったって言うのは、

けっこう衝撃的だったの。

そしてそれで話が終わらないから、

「衝撃的」にも納得してもらえると思うんだけど、

なんと、

 

その1)隣町出身で

 

その2)最寄り駅は同じ!

 

彼の母校は、

その3)もちろん知ってる中学校!

 

さらに、毎日の行き先も

その4)同じショッピングモール!

 

その5)「もしかしてあそこの高校?」

もズバリ当てちゃった(笑)!!!

 

「イッツ・ア・スモールワールド」過ぎるでしょ(笑)!

 

日本の次はイギリス。

カンボジアからバンコクまでのミニバスで会ったのは、

25年前オーストラリアで結婚したというイギリス人夫婦。

オーストラリアにイギリスと、

私たちに馴染みのある場所だっただけに、

助けたくなっちゃったんだな。

 

「暗証番号を忘れちゃってカードが使えず、

 残りの現金でなんとかなるか、という状態。」

 

というのを話してくれたの。

 

「そういうことなら、使ってください!」

 

って、

私たちの「緊急事用オーストラリア・ドル」を

迷いなく渡してたね!

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AU$300、

何かあった時のため用として、

バッグに忍ばせてたの。

大した金額じゃないけど、

東南アジアでは

「そこそこの金額」になれるのよ。

 

「困った時はお互い様」

 

「お金を貸す時は返ってこないと思うこと」

 

どちらも子どもの頃から、

よ〜く親に言われてた。

特に、借りた物は返すのが当然だけど、

 

「お金というのは恐い。

 当然が当然でなくなってしまうパワーがある。」

 

ってね。

でも、まだ1度も返ってこなかったことは、

幸い、ない。

今回もちゃんと返ってきたし!

実は私たち、

この夫婦が何者なのか全然知らないの。

名前すら知らない。

現金とこちらのイギリスの住所を渡しただけ。

それでも

 

「ハッピーな旅を続けてもらいたい」

 

と思った2人だったし、

緊急事態用に用意した物を、

緊急事態に使えるうれしさもあってね。

 

「彼らが楽しく旅し続けられるなら、

 私たちもハッピー!

 今後イギリスに行くまでに戻ってくるかなぁ〜?」

 

くらいのノリだったの。

 

それがけっこうすぐに送ってくれたみたい!

旅の途中だったか、

日本に帰ってきた後だったか、

いつかは忘れちゃったけど、

彼の母親から

 

「お金が届いた」

 

って連絡があったの。

 

「気持ちだけ利息も付けるから」

 

という言葉通り、

ほんの気持ちだけの利息も付けてくれたみたい(笑)。

 

「気持ちだけ」

 

の言葉通りの金額が妙におもしろく、

最後までハッピーでいられた私たち♪

彼らとの接点はそれだけ。

返事も義母がしてくれたから、

私たちは未だ名前も連絡先も知らない。

そんな出会いもあるのねぇ。

それでもいい思い出になってること、

間違いなし!