旅してみたら、「旅してみたら?」

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人間のおもしろさ「チェ〜ック!」

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出会いに続いておもしろいのが、

人間観察!

別にジロジロ見続けているワケじゃない。

同じところにある程度滞在すると、

同じ人に会ったり、

同じ人を見たりする回数が

自ずと増えるだけのこと。

それから、

ボ〜っとできる時間が増えると、

自然と視界に入ってきたり、

耳に聞こえてきたりすることも増えるの、

それだけのことよ。

最初はホントにそれだけなんだけど、

だんだん感想が出てくるのよね。

 

「あの服かわいい」

 

「あの髪型あこがれる」

 

ぐらいから始まって、

 

「もう少しこうしたら良い立ち方かも」

 

とか

 

「もっとひざを伸ばして歩けば良いのに」

 

と思いながら、

自分の姿勢も客観視してみたり、

話し方や聞こえてくる言葉、

周りにいる人の雰囲気等々で、

その人のキャラクターを想像してみたり。

そして勝手にその人像を作って、

時々しょっちゅうケチつけてみたり(笑)。

 

「自分のことを棚に上げて、

 失礼なヤツ!」

 

と思うこともあるけど、

それでその人を決めつけているワケじゃないし、

自分の中で楽しんでるだけだから、

許されるでしょ。

こうやって実際に説明してみると、

 

「けっこうあやしいことしてる?・・・」

 

っていう気がしないでもないけど、

あやしさはないはず(笑)。

自分のファッションや話のヒントになってるの。

自分にないものをそこで知って、

自分にもあるものを客観視する。

生きる参考資料、

もしくは楽しみのスパイスとでも言えるかな。

やってみれば分かる!

「なるほど!」と思う人も多いはずよ!

 

これを聞けば、

「あやしいこと」じゃないって

分かってもらえると思う。

 

数時間山を越え続けたラオスのミニバス

景色も楽しんだけど、

あれだけ時間がある時に、

あれだけ濃いキャラの面子が近くにいると、

つい気になっちゃうんだよね。

それは一緒に乗っていた

イギリス女子4人組。

あの4人は、

私の頭の中に物語を作ったね。

そもそも

 

「物語のキャラクターなんじゃない?」

 

って言いたくなるくらい、

1人1人特徴があったの!

まず、リーダーは赤毛の背高のっぽ。

けっこうあわてん坊な感じ。

2人目は指しゃぶりをしながら本を読んでた子。

落ち着きがなさそうな感じ。

3人目は咳をしていた子。

ちょっと病弱なところがある感じ。

そして4人目は、

沈着冷静のかげのまとめ役。

顔もファッションも一番フツーにまとまってた

良い印象の子。

 

「女の子版スタンド・バイ・ミー」

 

みたいな話ができそうじゃない?

きっと4人目の子か病弱な子がライターになるんだよ。

ね!あやしくないでしょ(笑)!

 

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(「スタンド・バイ・ミー」1986年だって。懐かしい。) 

 

「反面教師」は言い過ぎだけど、

人に与える印象を客観視できたのは、

マジシャンのレストランと、

クレープの屋台かな!

オーナーが、マジックができるレストランがあったの。

 

「食事がおいしくって、

 マジックも見られる!」

 

というのは良かった!

最初はね。

私たちが楽しんでいるのがうれしかったのか、

次から次へと違うマジックを見せてくれちゃって。

何ごとも適度が一番よ。

 

「もう少し見たい」

 

というところで止めておけば良いのに、

あれじゃあ芸の安売り!

 

「すごいでしょ!見て見て!

 こんなのもできるんだよ!ね〜見て!」

 

って言ってる子どもみたい(笑)。

魅力的だけど、

ちょっと残念なポイントだったなぁ。

同じことが言えたのが、

クレープの屋台。

やり過ぎなパフォーマンスと言うか、

オーバーアクションの兄ちゃんより、

ただクレープをしっかり作ってくれるおじいちゃんの方が、

また買いたくなったんだよね。

自分は人の目にどう映ってるのか・・・。

 

「下手にカモフラージュするんじゃなくて、

 素直に自分を見せた方がいいや!」

 

って、この時思ったね。

 

人の動きを見ているのがおもしろかったのは、

タオ島の食事処。

おかみさん風の女の人が1人でやってる、

地元の人が集まる場所だったんだけど、

店に来るなり、

みんな自分でコップを出したり、

野菜を取って食べたり、

ご飯を取ったりおかわりしたり、

勝手に始めちゃうの!

顔見知りのご近所さんか、

お馴染みさんたちなんだろうね。

混んできてたから、

自分でできることはやっちゃってたのかな?

調理まで手伝ってるのには驚いた!!

それを私たちに味見させてくれちゃったからね。

他の人への料理を味見できちゃうなんて、

おもしろいと思わない?

前に話した「寝ちゃう車掌」もそうだけど、

いろんな人がいて、ホント飽きない!!