旅してみたら、「旅してみたら?」

私の旅経験&情報を発信中。あなたの旅のきっかけになったらいいなぁ!

水の上も動きまくり!

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タイに入って感じたことは、

他の国より英語が通じにくいってこと。

看板もタイ語でしか書いてないことの方が多いし、

観光関係の人でも、

バスの運ちゃんのような

片言英語の人も珍しくないの。

特にソンテウの運ちゃんは

英語ができない人だらけ。

それで一杯食わされたからね(笑)。

 

ソンテウって聞いたことある?

トゥクトゥクより有名じゃないから、

聞いたことないかな?

「乗合ミニバス」って訳されてる乗り物で、

トラックの荷台を改造して、

人が座れるようになってるの。

バス停のようなものはないと思う。

ただ道で見かけたら呼び止めて、

目的地の方に行くのだったら乗る。

降りる時はバスのような

「降りますボタン」で知らせて停まってもらい、

料金を運ちゃんに払う、

っていうシステム。

タクシーのように使えることもあるみたい。

それでね、タイに入ってすぐ、

バスターミナルへの足を探していた時、

しきりとソンテウの運ちゃんが

客引きしてたんだけど、

頼みたくなる料金じゃなかったの。

そんな中、

6(シックス)で連れて行ってくれるという

運ちゃん登場!

6B(バーツ)だったら、

他の運ちゃんの1/10以下!

これは何かの罠だと思って、

何度も聞き返したんだけど、

6で間違いないという。

こんなうまい話があって良いものか!?

半信半疑だったけどお願いしたら・・・

 

やっぱり!

 

「大きいお札しかないから

 おつりが困るだろう」

 

なんて、気を遣う必要なかったさ!

 

100B札しかなく、

それでもおつりは大丈夫と言うからを渡したら、

40Bのおつり。

 

「いやいや、60Bじゃなくて6Bでしょ?」

 

と聞いても、

 

「イェス、シックス!

 ワン、トゥー、スリー、フォー、

 ファイブ、シックス!!」

 

・・・このおじさん、

606と言うらしい(苦笑)。

近くにいたバス会社の子が

助けてくれたんだけど、

その子の英語もうまく通じず・・・。

指まで使って数えたのに、

60が“シックス”なんて・・・

やられた・・・。

 

話は変わって、

トトロの映画見たことある?

最初の引っ越しのシーン覚えてる?

サツキとメイが三輪車の荷台に乗ってるの。

あれ、私のあこがれだったのよねぇ(笑)

トラックの荷台に乗るの!

やったことある?

私が小学生の時、

「違法だからダメ」って言われたのを

よ〜く覚えてる。

それがね、

東南アジアではまだ合法なの!!

というか、

法律がどうなっているかは知らないけど、

荷台に立てたのーっ!!

すっごいうれしかったし、

気持ち良かったし、

サイコーよ!!

初めてできたのが、

「タクシーにしちゃった普通乗用車」で。

どうしてそこにいたのか不明だけど、

私たちが宿から出て来たら、

ちょうど目の前の道路に

車が止まってたの。

運転席のにいちゃん、

バックパックを背負った私たちを目にしたら、

車内で何か探し始め、

見つけたものを窓の外に出した。

なんと

 

TAXI”とマジックで書かれたダンポール!

 

このにいちゃん、

何かの片手間に、

自分の車をタクシーにしてるらしい。

ダンボールに書かれたサインっていうのが乙よね。

ヒッチハイクの逆版みたい(笑)。

その車が、

後ろが荷台になってるトラック型だったの。

にいちゃんは

 

「暑いし乗り心地悪いから、

 前に乗れば?」

 

って勧めてくれたんだけど、

荷台に乗って風を切る気持ち良さに

勝るものはなし!

30歳にして、

ようやく夢が実現しました〜(笑)

 

この「荷台に立つ」ということは、

タイでは全然難しくない。

だってソンテウがあるでしょ。

ソンテウは荷台を座席にしてあるから、

人数がいっぱいになったら、

必然的に立つ人が出るワケ。

でもね、この“ソンテウで立つ”ということは、

“荷台に立つ”よりもっとすごい!

座席になってる荷台部分は屋根がついてるから、

そこで立つのはムリ。

荷台に上がるためのステップに立つの!

これもまた楽しい!!

いや〜、日本が無くした楽しみを

味わえるなんて!!

 

船にもよく乗ったのよ、タイでは!

前にも言ったけど、

滞在期間は6週間よ。

その中で、1回、2回、3回・・・

ざっと数えて7回くらい乗ったんじゃない?

それにダイビングのボートも加えちゃったら、

あ〜も〜数えるのがめんどうなくらい(笑)。

島に渡るのにフェリーやボートを使うのは普通よね。

あと、大きな川をボートが行き交うのも、

珍しい光景ではないはず。

 

オススメはバンコクの運河を走り抜ける水上バス

 

え?バンコクって

「東洋のヴェネツィア」って呼ばれてるの?

 

確かに、

「両側に民家がびっしりと並んでいる運河を船が行き交う」

 というところだけを聞いたら、

ヴェネツィアっぽいかもねぇ・・・。

良く知ってるねぇ!

じゃあ、実際にどんなものか、

その目で確かめないとね(笑)

地元の人が実際に

足として使っている水上バス。

タイ人の生活をかいま見られるよ!

私たちが利用したのは朝、

8:30am頃だったからラッシュアワーと言えるのか、

何艘ものボートが行き交ってったの。

ギリギリ2艘がすれ違える程の幅しかないのに、

どのボートもF1並みのスピードで走り抜けるから、

波がすごい!

でも、残念ながら水しぶきを

楽しむような気にはとってもなれません!!

その運河、とにかく汚い。

意外と臭いは気にならない程度だったけど、

絶対落ちたくない!

洗濯や食事なんて、

とってもする気にならない汚さなのに、

運河の両側に軒を連ねる民家は、

洗濯物を干し、

駅の周りには

食事処もあるのよね。

慣れ?なのかな?

何はともあれ、

今までにない景色だったし、

一見の価値大ありよ!

 

オススメというより、

話のネタとしてもう1つ船話。

この船は

「ロングテイルボート」

と呼ばれる細長い小舟。

道で車を走らせる感覚で、

水の上を走らせる交通手段と考えると

想像しやすいかも。

この時乗ったのは、

山で囲まれた半島へ行くため。

陸路はないから、

近くの町から船で行くしかないのね。

大きな海に小舟で乗り出し、

どんどん陸が離れて行くのは、

けっこう冒険気分よ(笑)

フェリーとかじゃなくて、

小舟だからね。

水しぶきというか、

船が進む時にできる波も

触れちゃうくらい、

水面が近い!

 

この時ももちろん、

小舟の先端に乗らせていただきました(笑)!!

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海賊まではいかないけど、

海の子気分だったよ!

どうしてこの船の話をしたかったかというと、

FFとかドラクエとか、

RPGやったことある?

あれって、

最初は徒歩で行けるところに限られてるでしょ。

洞窟やお城を見つけても、

そこが岩や山で囲まれてたら、

進めないようになっているのよね。

その囲まれているエリアが川に面していたら、

 

「川から行ける!

 ボートを手に入れなきゃ!」

 

って思うでしょ?

それを思い出したの(笑)

ゲームの世界って、

案外現実にもあるんだなぁって・・・。

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大した話じゃなくって、すみません(笑)。

 

やっぱりタイの話は長くなるねぇ。

そろそろ飽きてきてない?

じゃあ、路線バスの話を最後にして、

次に進もうかな(笑)

 

路線バスって、

電車より停車場所が明確でなく、

違う方向のに乗っちゃうと

とっても厄介というイメージがあるのは、

私だけかな?

だから乗りこなせると、

すっごく達成感を味わえるのよね、

特に海外で。

バンコクでは自分たちの感と、

意外と親切なタイ人たちに助けられ、

快適路線バス経験がいろいろあったんだけど、

その中から

東南アジアならではの出来事を1つ。

 

バンコクのラッシュアワーって

何時くらいなんだろう?

その時バスに乗ったのは1:00pmくらい、

そして道がちょー混んでたの!

1回渋滞にはまると、

全くと言っていい程動かない。

そんな中、

バスのドライバーと車掌の女の子、

おもしろかったよ〜(笑)

 

まずドライバー、

混んでいるのには慣れているのか、

イライラしている様子はない。

だけど、

車の列に少しでもすき間を見つけると、

車線変更というか、

ぐいぐいとバスの頭を突っ込んでいくの。

 

「そんなに動かしても大差ないのになぁ」

 

と思っていると、案の定、

しばらくするとまた同じ位置に戻ってる(笑)

さらに、数台前方に

これまた少しでもすき間ができると、

クラクション!

おもしろいことに、

それに気付いた数台が

応じて動くのよね。

さて、

しばらく動かないと判断したドライバー、

どうしたと思う?

シートを倒し、

体勢を心地良いように整え、

 

寝る(笑)!!

 

と言っても、

目を閉じるって言った方が

正しいかもしれないけどね。

それでも、

いや〜日本じゃまずあり得ないでしょ(笑)

 

女の子の方はもっとおもしろい。

大阪のおばちゃん?

もしくは田舎のバスガイドって感じ(笑)

ガムをクチャクチャ噛み、

バスが動かなくなると、

誰かと電話。

そして鼻に入れる何かをしょっちゅう使う。

その鼻に入れる何か、

タイで若い男女とおばちゃんが使ってるのを

良く見かけたんだけど、

リップクリームくらいのサイズで、

キャップを外して

鼻に入れてシュッてやるみたい。

鼻の通りを良くするのか、

スースーするものが入っているのか、

何かの香りがするのか分からないけど、

この車掌の子は、

手持ちぶさたの時はいつでもって感じで

よく使ってた。

最終的には、

ドライバーと同じように、

 

寝る!

 

もちろんドライバーよりも

見事に寝る(笑)

だって次のバス停まで

彼女はやることないからね。

それでもバス停になると、

すくっと立ち上がって仕事に戻るの。

すごいね!

バッチリメイクで

アヒルちゃんリップ。

田舎っ子チークまで。

あれは忘れられない顔だわ(笑)。

思わず絵を描いちゃったくらい。

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