旅してみたら、「旅してみたら?」

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乗りこなせ!現地の乗り物集(シンガポール〜マレーシア編)

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その2)シンガポールでの乗り物

 

シンガポールはね、

東京と一緒。

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だから新鮮さには欠けたけど、

懐かしかったぁ!

東南アジアの前は、

オーストラリアに10ヶ月いたから、

アジアの電車が懐かしい雰囲気だったのよね。

形が日本のに近かったの。

切符もスイカみたいにプラスチック。

再利用できるものだから、

デポジットでS$1.00(シンガポール・ドル)払う。

それは後で券売機で返却可能。

スイカとの違いは、

1つのカードにお金をチャージしていくんじゃなくて、

1回1回買う切符がプラスチックなの。

だから、すぐにデポジットを清算しないと、

どんどんどんどん手元に切符が

たまっていくことになるワケ。

 

1度切符を買う列が

全然進まない時があったんだけど、

その原因がデポジット清算。

制服を着た男子が数名、

 

「どんだけ?」

 

って突っ込みたくなるくらい

切符を持ってたの。

券売機が精算機を兼ねてたから、

ホント列が動かなかったねぇ(笑)。

 

あなたは飛行機に良く乗る方?

席選びのこだわりってある?

 

私は窓際派。

ただ、機体の右側が良いか、

左側が良いか、

それはいつも迷う。

バリからシンガポールへのフライトは、

残念ながら反対側の窓の方が絶景だった・・・。

 

噴火を上空から見るチャンスだったのに!

 

どうやらその時、

ジャワ島の火山の1つが噴火したらしいの。

でも、機内アナウンスは英語。

意識的に聞かないと英語が耳に入ってこない私は、

もちろん聞き逃し、

彼が教えてくれたけど、

何の話をしているのか理解するまでに

ちょいと時間を要し、

(だって機内で火山の話が出るなんて、

  予想外過ぎるでしょ(笑))

見られるのは反対側の窓と知り、

結局何となくタイミングを逃し、

 

「チャンスがあった!」

 

で終わっちゃったの。

見てないからなんだけど、

飛行機に乗っている時に火山噴火って、

スゴくない!?

 

 

その3)マレーシアでの乗り物

 

日本国内のバスでの長距離移動って、

直行便が多くない?

何時間も離れたところに行くのに、

バスを乗り換えて、

また乗り換えて行ったのって、

初めてなんですけど。

しかも下調べなしで(笑)。

 

シンガポールからマレーシアに渡ったその日の移動時間は、

およそ10時間!

そして、乗ったものは、

バス3種類に最後はフェリー。

そんな移動をしたのに、

夜はちゃんと宿をゲット!

安堵したのと、

ベッドで寝られる喜びを感じたよ(笑)。

 

1つ目のバスは国境越えのバス。

国境の町でローカルバスに乗り換えるのは、

当然とも言える流れよね。

私たちが乗り換えたかったのは、

目的地までの直行便。

直行便があることは調べて行ったんだけど、

いざバスステーションで聞いてみると、

ある説とない説、両方登場!

 

さあ、誰の言うことを信じるか!?

 

日本ではまずない状況だと思うんだけど、

人によって言うことが違うの(笑)

情報伝達の適当さもあるんだと思うんだけど、

時々自分のビジネスに有利なことを

言ってる人がいるからさ、

誰の情報が信じられるものか、

当てるところから始めないといけないのよね。

それはちょっとしたギャンブル気分よ(笑)。

 

私たちが信じた情報は、

 

「直行便はあるんだけど、

 今日はなくなっちゃった。」

 

というもの。

コタ・ティンギまで行って、

さらに乗り換えが必要らしい。

 

さあ、コタ・ティンギってどこだ!?

 

その時持っていた私たちの地図に、

コタ・ティンギが載ってなかったんだな(笑)。

だから、それが良いルートなのかどうなのか、

調べる術なし。

それに乗り換えのバスが捕まるかも

確証なし!

でも、迷っている時間はなかった。

勢い良いおじちゃんに、

 

「コタ・ティンギ行きが出るから、乗れ!」

 

と急かされるのに任せ、

その日2つ目のバスに乗り、

数時間後にはコタ・ティンギ到着。

 

国境の町とは違って、

そこは田舎町。

バスステーションにも

「総合受付」みたいなものがあるワケではなく、

あったのかもしれないけど、

私たちには見えず、

バスを11台自分たちで確認することに。

 

そして見つけられた!

目的地が終点のバス!

 

この3つ目のバスは本当のローカルバスよ!

観光業が発展したからなのか何なのか、

長距離バスは、

窓が開かない冷房ガンガン

ということが多かったんだよね。

ほら、学校の遠足で乗ったようなバス。

あれじゃあさ、

せっかく東南アジアにいるのに、

「アジア感」に欠けちゃうし、

旅っぽさも薄れちゃうのよね。

だからローカルバスに

地元の人と一緒に乗れた時は、

サイコーに旅気分!

 

冷房なし、

板張りの床、

パイプ椅子のような造りの座席、

切符は車掌さんが売りにくる。

ドアは手動なんだか壊れているんだか、

雨が降らなきゃ開けっ放し(笑)。

 

ここまでは、

「日本の昔もそうだったのかなぁ」

って感じよね。

 

国の違いを感じさせてくれたのは、

他の乗客の服装。

マレーシアはイスラム教の国だから、

女性の服装が独特。

信仰具合によって

それはいろいろ変化しているけど、

ほとんどの人が顔と手以外は肌を見せていない。

 

あたりまえかもしれないけど、

学校の制服も宗教に則っていたのには、

ちょっとカルチャーショック。

制服だからみんな同じ色、

顔と手以外は

体の線を全く見せない布で覆われている感じ。

誰が誰だか分かりゃしない。

でも、子どもたちはそんなのおかまいなしに、

キャッキャキャッキャはしゃいでいたのよね・・・。

初めてのイスラムの国は、

不思議な感覚をくれたよ。

 

この日最後の乗り物は、

島に渡るフェリー。

予定ではバスの移動で終わるはずだった日なんだけど、

バスの最終地があまりにも何もない町過ぎた(笑)

小さい港町で海の近く!

 

でもビーチなし。

 

東海岸を北上する出発点ではあったんだけど、

宿を取る気にど〜してもなれない町だった(泣)。

そこで、

 

「他の旅人たちが向かう島に

 自分たちも向かってみようじゃないか」

 

ってことにしたの。

ガイドブックによると、

その島はリゾートアイランド。

“リゾート”っていう言葉が

引っかかったのよねぇ。

どう考えても

私たちっぽくない響きでさ(笑)。

 

ところがさ、

この旅一番の出会いが待っていたのが

この島だったのよ!

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って、この話は長くなるから、

また後で。

乗り物の話に集中しないと(笑)!!

 

このフェリー、

4回乗ることになったんだけど、

初めて乗った時はとにかく長く感じた・・・。

フェリーと言うとさ、

船内の席か外の席か選べそうじゃない。

でも、このフェリーは船外禁止。

ガンガンの冷房の中に

2時間も閉じ込められちゃったワケ。

 

「常夏の国々を回っているのに、

 何でこう何度も凍え死にそうになるのよ!」

 

って思ったよ(苦笑)。

それでも景色は圧巻!

どこまでも広がる海の上で、

ある部分だけ雨が降ってるの。

雨雲が覆ってるその部分だけが土砂降り。

その雲の周りはみごとな晴天よ。

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自然ってスゴいよねぇ。

人間ってちっぽけ、

って何度も感じたよ。

 

自然のスゴさは、

再度この島に渡った時も見られたの。

それは日の出。

今回の旅で日の入りは

何度となく満喫してたんだけど、

日の出はこの時限り!

広〜い海の果てから昇ってくる太陽は、

富士山のご来光とはまた味が違う!

ホント自然って美しい・・・。

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島を出る時のフェリーでも、

自然のおかげで経験できた、

感動すべき出来事があったの!

 

なんと!

船の先端に座ることができたのぉ!!

 

あのシュッと細くなってる

船の先端中の先端よ!

日本だったら絶対

 

「関係者以外立入禁止」

 

になってるでしょ。

アバウトさ故に困ることもあるけど、

そのアバウトさ故にできることもあるのよね。

これがその1つ!

 

どう?どう??

スゴくない???

私はかなり興奮してたんだけど(笑)。

 

潮の満ち引きの関係でね、

 

「船の重量バランスを変えたいから

 前方に移動してくれ」

 

って頼まれたの。

そういえば、

乗客の移動で重量バランスを変えるって経験も

初めてだったわ(笑)

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マレーシアでの移動は、

バスが多かったね。

長距離バスで町から町へ、

その長距離バスが発着する

バスステーションと宿の間はローカルバスで、

って感じ。

唯一電車を使ったのはクアラ・ルンプール。

さすが首都!

大きな町はタワーがあって、

ビルがニョキニョキ、

道路は車とバスだらけ。

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電車がある町、

電車から見える風景は、

これまた東京とそんな変わりはないわね。