旅してみたら、「旅してみたら?」

私の旅経験&情報を発信中。あなたの旅のきっかけになったらいいなぁ!

ちょっとした魚の話

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意外過ぎる展開と、

おもしろいリンクと言えば、

ダイバー人生がスタート!? - 旅してみたら、「旅してみたら?」参照)

 

サ・カ・ナ!

 

ちょっと魚の話していい?

興味ない人にはおもしろくない可能性もあるんだけど(笑)、

少なくとも私は楽しんでるの!

 

「こんな楽しみ方もあったんだ!」

 

って感じにね。

 

その前にちょっと伝えておくことが。

あのね、私のダイビングは、

全て英語でだったの!

雰囲気が合ったダイビングショップが、

日本人がいないところでね。

英語力キープのためには良かったけど、

最初は

 

「命を預けるインストラクターたちの

 英語が理解できるのか!?」

 

って、緊張気味だったのよ。

よく考えたら、

海の中に入っちゃえば言語関係ないじゃん(笑)!

手のサインで知らせるワケだから、

陸にいる時に納得いくまでサインを確認すれば、

むしろ海の中の方が簡単。

ま、そういうことで、

魚の名前も、

最初英語で覚えてたの。

だから余計に楽しさが増したって言うのもあるのよね〜。

 

魚の名前って、

日常生活の中で、

けっこう耳にすることあるのかなぁ?

魚そのものは見たことがなくても、

英語名で覚えているものの日本語名を調べると、

けっこう

 

「あ〜あ!これ!」

 

っていうのがあったのよね!

 

まず、「イール(eel)」は分かる?

そう、「ウナギ」。

これは知ってたんだけど、

日本語で「ウナギ」と言えば、

あの、丑の日に食べる、

お高い「うなぎ」でしょ!

 

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「うなぎ」と言えば、

それをイメージするという前提で話さない??

 

「うなぎがいるよ」

 

って言われたら、

そのうなぎを想像しない???

でも、英語だとちょっと違うのね。

「ウツボ」も時には「イール」で済まされちゃう。

(ウツボの姿を知ってるかな?)

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「イール」のグループに属するものは

全て「イール」でOK。

確かにウィキペディアでチェックすると

「ウツボ」は「ウナギ目」というグループに属してて、

広い意味で言えば「ウナギ」と同じだけど、

日本語で「ウツボ」と「ウナギ」は、

全くの別の物って感覚じゃない!?

 

どう?

分かる?

 

「ウツボ」は英語で

「モレイ・イール(Moray eel)」。

そこにもしっかり「イール」が入ってるのね!・・・

 

ちょっと話がオタクっぽいかなぁ(笑)?

 

「バラクーダ」は、

ダイビングで初めて覚えた新しい名前。

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その時期よく見られる魚だったから、

潜る前に教えてもらったんだよね。

細長くてグループで泳ぐ魚なの。

1匹1匹が大きくてさ!

群で見るのは迫力満点よ!!

ちょうど真上を、

「ちょうちん」みたいに

キレ〜な球形をキープして泳いでたのは、

美しかったぁ〜!

で、このバラクーダ、

色はよく見かける銀色。

魚の定番色みたいな感じ。

青魚と言えば想像できるかな?

それで思ったのが、

 

「これは食べたことある魚か?」

 

ってこと(笑)。

魚を見ちゃうとね、つい

 

「どれが食べたことある魚の生前の姿だろう・・・」

 

って考えちゃうのよね(笑)。

ほら、魚屋さんだと、

切り身しか見たことない魚もいるじゃない。

で、調べてみたら、

やっぱり!

 

「カマス」でした!

 

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食べたことあるでしょ?

丸焼きで、

大根おろしとカボスか

何かが添えられてない?

 

「パファフィッシュ」は、調べる必要なし!

日本の「フグ」は有名です!

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「寿司」と同じくらい知られてるんじゃない?

インストラクターも、

 

「日本人が食べる

 スペシャルな毒がある魚よ!」

 

って説明してくれたし(笑)。

「ウナギ」と同じで、

「フグ」と言うと、

その食べられる「フグ」を想像するけど、

いろんな種類がいるのね!

「ボックスフィッシュ」

日本語で「ハコフグ」もそう!

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こぶしより小さい、

その名の通り箱形の黄色いのが、

ひょっとこ口でチロチロ泳いでいるの、

ちょ〜カワイイ(笑)♪

 

「ポーキューパイン・パファフィッシュ」も、

連想ゲームみたいに日本語名を当てられるよ(笑)。

「ポーキューパイン」は

日本語で「ヤマアラシ - Wikipedia」です。

この動物を知ってるかな?

ハリネズミの針を長くした感じ。

で、「パファフィッシュ」は「フグ」でしょ。

フグは怒ると膨らむ!

さあ、この魚はなんでしょ〜?・・・

 

答えは、「ハリセンボン」です!

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すっごいシャイな魚でね。

大っきな真っ黒い目玉が左右に付いてて、

なんかウルウルしているように見えちゃうの!

それとは逆に、

体には大きい長い針がしっかり見える!

 

「膨らんだところを見てみたい!」

 

って、

突っついたりしちゃだめよ!!

 

フグは、本当に身の危険を感じた時しか膨らまない。

それも命懸けよ!

3回膨らんだら死んじゃうだから!

でも、見てみたい気は分かる(笑)。

 

日記を読み返していて

「ヌーディーブランチ」のことを思い出した時は、

 

「日記っておもしろい!」

 

と思ったね!

日記ってさ、

その時思ったまま、

感じたままを書き残すでしょ。

だから今は解決済みのことでも、

その時は?のまま書いてるのよね。

ホントあの時

 

「何ものだ!?」

 

って、ず〜っと話してたもん(笑)。

何か気になってね。

動かないと思っていたものが、

動いてる気がしたの。

イソギンチャクって、

動かないよね?(実は動きます。この時は動かない物だと思ってたけど。)

それが、何かに運ばれているように

動いてる気がしたの(笑)!

よ〜く見てたら、

確かに動いてるのよ、

それもゆ〜っくり!

海底を這ってるように!

 

「イソギンチャクが移動してるぅ〜!」

 

って、絵に残したのがコレ。

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今見ると、

けっこう上手く描けてるのよ(笑)。

だってこっちがその正体だもん。

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けっこう似てるでしょ(笑)。

 

そしてこれが「ヌーディーブランチ」。

イソギンチャクが運ばれてるんじゃなかったのね(笑)。

そういう体の形でした(笑)。

でも、存在を知らなかったら、

 

「イソギンチャクが動いてる」

 

って言いたくなる気持ち、

分からない!?

この日本語名が「ウミウシ」。

聞いたことはあるんじゃない?

私は

 

「何で海の牛なんだ?」

 

って、小さい頃絵本を見ながら

思ったのを覚えてるよ・・・!

絵本じゃないか!?

『スイミー』かな?

小学校の国語の教科書に出てた話!

小1の教科書じゃない?

知ってる?

音読や暗記したなぁ〜・・・

まだ教科書に載ってるのかなぁ?

なんだかとっても懐かしい!

 

実はこの「ウミウシ」、

「ナマコ」と混同して覚えてたのよ。

小さい頃見たウミウシの絵が、

紫の長細い物体だったの。

それがナマコにも似てるのよね(笑)。

でも、もう混同しない!

それは英語名のおかげ!

「ナマコ」は英語で「シーキューカンバー」です!

海のキュウリって・・・(笑)!

おもしろくて覚えやすくない?

もう絶対間違えないと思うもん。

 

最後に「ホエール・シャーク」!!

ホエール(Whale)・シャーク(Shark)。

クジラでありサメでもある?

ではなくて、

クジラのようなサメ。

クジラと同じように、

プランクトンを食べる最大の魚!

他のサメのような獰猛さはない。

さ〜て、それは何でしょう?

私も調べるまで確信はなかったんだけど、

それを聞いて思い出したのが、

沖縄にある「美ら海水族館」。

世界最大の水槽を作ることに成功したのが、

この生き物のためじゃなかったかな・・・・。

 

と思ったら、

やっぱりそうだった!

 

ジンベエザメ!

 

彼らがプランクトンを食べる時は直立になる。

その自然界の姿を見せるために作られたのが、

美ら海水族館にある巨大水槽だったよね!

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沖縄美ら海水族館 | 黒潮の海

あ〜いつか一緒に泳ぎたい!!

(もちろん本当の海のなかで!)

 

海という新しい世界は、

私にはとっても神秘的で未知の世界!

見入っちゃうことがしょっちゅうだったんだけど、

同時に悲しい現実にも直面することになって、

 

「人間って・・・」

「自然って・・・」

 

と、これまた答えのない渦の中に

入っていっちゃったことが幾度も。

ティオマン島でもタイのタオ島でも、

サンゴの墓場を見ることになるとは思わなかった!

 

ティオマンのモンキー・ベイというところは、

遠浅で、どこまでも続く白い砂の海底がキレイ!

そこに差し込む太陽の光りが、

またキレイ!!

その白い砂は入り江の入口付近まで続いてて、

その後はサンゴと魚が楽しめる

スノーケリングスポット!

のはずだったんだけど、

いざ行ってみると、

サンゴの死骸だらけ。

魚も周りを泳いでるというよりも、

私たちに向かって泳いでくる。

もしかしたら、

観光客がエサをあげちゃってるのかも!

数艘の船が止まってたんだけど、

ダイビングショップの船じゃない。

ということは、

チャーター船の可能性大。

チャーターする人と言えば、

観光客。

魚が見たい観光客は、

エサをまくんだよね。

 

そうすると、何が起きるか分かる?

 

お腹いっぱいの魚は、

サンゴについているものを食べなくなっちゃう。

つまり、サンゴの掃除をしなくなっちゃうの!

そんなサンゴたちに待っているのは、

 

死。

 

カラフルなサンゴに変わり、

どこまでも黒い海底が続いてたよ。

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タイのタオ島で見たサンゴの墓場は、

シャーク・ベイというところ。

サメが見られると聞いて行ったんだけど、

広がるのは死んでるサンゴだらけ!

スノーケリングスポットになっているのに、

何かがおかしい。

ダイビングショップの人に聞いてみたら、

こっちは異常気象!

前年の気温が平年よりずっと高く、

水温まですごく上昇したから

サンゴがほとんど死んじゃったんだって。

特にシャーク・ベイは浅いから、

影響がすごかったらしい!

回復してきているとは言ってたけど、

一度壊れたものを元に戻すのは・・・

できるのかな?

 

この他にも、

海には物語がたっくさん!

サンゴの森とか草原とか、

サメの昼寝に、

夜のダイブ、

沈没船の主とか・・・・・。

 

いつかダイビングの話を語るのもいいねぇ。