旅してみたら、「旅してみたら?」

私の旅経験&情報を発信中。あなたの旅のきっかけになったらいいなぁ!

日本生まれ、日本育ちです!

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「日本人っぽくない」

 

と言われ始めて

何年経つだろう。

初めて海外に行くことを決めた時は、

 

「外国が似合う」

 

と言われただけ。

それがいつの間にか

 

「外国人っぽい」

 

まで来ていた。

母にも

 

「小さい頃から

 どこか周りと違ったからねぇ。」

 

と言われる始末。

どうやら生まれた時から

「外国人気質」を

持ち合わせていたみたい。

それに加えて、

今は見た目にも

「日本人らしさ」がないらしく、

「日本人っぽくない」と

国内外問わず言われてます(笑)。

 

そんなことを言われても、

私が生まれ育ったのは日本。

日本語が一番しゃべりやすいんです(笑)

彼が日本語を話せることを良いことに、

普段の会話も9割方日本語。

それなのに、

日本人であることを隠すだなんて・・・。

日本人を知っている人は、

理解できずとも

日本語を聞き分けるからねぇ・・・。

 

バリに行く日本人女性について

聞いたことある?

私もこの旅に行く前に

教えてもらったんだけど、

そう言えば

思い当たるふしがあるのよね・・・。

どうやら、多くの日本人女性が、

バリに恋人を求めて行っているらしい。

バリ人はホスト(接待)がうまい。

尽くしてくれる態度に弱い日本人女性は、

たいがい虜になってしまう。

虜になればなるほど、

バリ人はさらに尽くしてくる。

そして、尽くしてくれる相手に

お金をつかうことを厭(いと)わない日本人は、

物価の安さの後押しもあり、

どんどんその尽くしに

お金で応えるようになる。

お金が出てくることが分かれば

二言はない。

遠距離だろうとなんだろうと、

バリ人はもっともっと尽くしてくる。

そして日本人は・・・。

分かるでしょ。

バリ人にとって日本人は

格好の獲物というワケ。

でも、日本人は

「獲物」として見られているなんて、

全然思っていない。

遠距離恋愛の「彼」になっている。

 

何年か前に会った人が言ってたの。

 

「英語を使うのはメールだけ。

 インドネシアに彼がいるの。

 今後会いに行く時までに、

 英語のレベルをアップさせたいのよねぇ。」

 

メールだけなんだ!?

滅多に会えないんだ!?

それでも彼なんだ!?と、

普通に疑問に思った私。

 

「インドネシア人の彼とは

 どこで知り合ったんだろう?」

 

と素朴な疑問も持ったんだけど、

そこまで突っ込んで聞くような

間柄じゃなかったから、

その話はその時で終わっちゃったのよね。

今思えば、

彼女も「獲物」になっちゃってたのかなぁ。

まあ、本人がそれで良いなら良いけど、

事実を知らずに本気になっちゃった時は、

どうなるんだろうか。

 

友達の友達も、

インドネシアで彼を作って来たらしい。

「お金が必要」と言われて、

送ってあげてたらしいんだけど、

後になって、

既婚者だったということが分かって、

ショックがすごかったらしい。

 

私自身、

ある意味その現場に直面したからね。

バイク・タクシーで空港に向かっている時

彼の方のバイクの運ちゃんが、

 

「彼女(つまり私)は日本人だろ?」

 

って聞いてきたんだって。

更に

 

「日本人の女友達を紹介してくれるよう、

 彼女に頼んでくれないか?」

 

と、言ってきたんだって!

あっぱれでしょ!

こうまでして日本人を狙うのか?

バリに来た日本人を狙うのは

理解できる範囲。

でも、バリに来ていない人を

紹介してくれとは!!

それで紹介してもらえることがあるのかね?

ま、相手がいる私ではなく、

他の人を紹介してくれというのは、

丁寧な行動とも言えるけど(笑)。

 

日本人女性は

「獲物ランク」の首位を占めてると思うけど、

どうやら他国にも被害者はいるみたい。

私たちが見たのは

カナダ人女性とバリ人の“カップル”。

そのバリ人は

私たちの宿に出入りしてた人だから、

顔見知りだったの。

彼女が彼にでれでれなのを、

さも誇らしげに私たちに合図を送ってくる。

だけどこのバリ人、

既婚者らしいのよ。

奥さんも外国人って言ってたけど、

まさかお金期待の結婚じゃないよねぇ・・・。

一般に「モテない女」「さみしい女」と思われる人、

かまってもらえることを喜びそうな人、

バリ人にとって“リッチな国”から来ている“お金に困っていない”人は、

ターゲットにされちゃうのね。

この

“リッチな国”

“お金に困っていない”

というイメージが困る!!

確かに私は“リッチな国”出身ですよ。

でも、1日に使えるのは

1,800円ぽっきりだわい!!

 

バリ人にとって、

「日本人はお金に困っていないイメージ」

というのは理解できる。

だって、

旅行するのにどのくらい出せる?

友達と食事に出かけた時の費用は?

デートの時は?

飲み会の時は?

私たちがバリに行った当時は

Rp.10K=95

1Rp.100K950円だし、

バイクレンタル1Rp.22K

210円ということになる。

どう考えても安いでしょ。

1Rp.500Kのホテルだったらどう?

日本円で4,750円。

1Rp.50Kの料理を5品注文しても

2,400円弱。

1日万単位で費やす日本人にとって、

こんな安上がりなデートはないでしょう(笑)

 

「うわぁ〜安い!

 このくらい私が払うよ!」

 

な〜んて言っちゃってる女の子を

想像できちゃうのは、私だけ?

 

こういう状態だから、

バリ人は日本人に慣れてるの。

唯一バリだけよ、

私を「日本人」と言ったのは。

 

「オーストラリア出身です!

 日系2世です!」

 

と、気を張って言い続けたさ!

流暢な英語を話すフリしてさ(苦笑)。

それにしても、最初は大変だった(泣)。

バリは旅人になるためのまだ第一歩よ。

始まったばかりの旅に慣れていない上に、

日本人であることを隠さなくてはならない

精神的ストレス!

旅の第一印象は、

 

「精神的にタフでないとやってられない」

 

だったね。

言い換えれば、

「精神的にタフになれる」のが旅です(笑)。

 

「日本人であることを隠す」ストレスは

バリで終了!だったんだけど、

まさか別のストレスが待っているとは・・・

この時は露ほども思わなかったわ!

 

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(キティーちゃんもアジア系?)