ガイドブックは現地調達

あなたが旅行を計画する時、

まず最初にやることは何？

私は、

自分に合うガイドブック探し。

と言っても、

初の海外旅行以来、

買うものはいつも決まっているんだけどね（笑）。

でも、今回は困った！

何てったって数ヶ月の間、

何ヶ国も回る予定なんだからね。

「どんだけガイドブックを用意すればいいのよ！」

って感じでしょ。

どの国に行くことになるかも分からないし、

荷物も誰かが運んでくれるワケじゃないし、

できるだけ荷物は小さくしたいし！

友達が持っていた東南アジア版のガイドブックは、

1冊でも軽く10cm以上あるだろう厚み。

「今回はそのくらい覚悟しないといけないのか！？」

と思っていたところ、

！！発見！！

厚さ1cmの東南アジア版ガイドブック！

バリが含まれていないのが残念だったけど、

彼が行ったことある場所だから、

その知識で大丈夫ってことで、

今回の旅のお供はこのガイドブックに決定！

出発前はそれで良かった。

旅の全体像を想像するための情報が

充分得られたからね。

ところが、

実際に使い始めて気付いたのは、

このガイドブック、

観光には向いているけど、

旅向きではないんじゃないかってこと。

確かに、

厚さ1cmに6ヶ国の内容を詰め込んであるんだから、

情報量に限界があるよね。

今までのような海外旅行だったら、

限られた時間の中で、

ポイントを押さえて見て回りたかったから

ちょうど良かったんだろうけど、

長期の旅となると、

時間もあるし、

もっと情報が欲しくなるし、

やっぱり10cmの厚みを受け入れるべきだったか・・・。

いや、

それよりもっと効率が良い方法があったの！

それは「現地調達」という方法。

ガイドブックを含め、

旅の情報は現地調達が良いらしい。

「そんなに都合よく手に入るものか？」

って不安にならない？

大丈夫。

旅人がいるところに行くんだから、

最悪見せてもらえば事足りる。

それに、

ガイドブックを見つけるのも、

そんなに難しいことではないのよ！

私も最初は不安だったの。

でも、何ごとも慣れよ、慣れ！

今では

「旅先で必要な時に見つければ良いじゃん」

って思えるんだもん。

旅人が行き交う国々では、

古本屋、もしくは古本を扱っている店が

至るところにある。

旅モードの時間は読書にも適しているからね。

ただ、何冊もの本を持ち歩くには

荷物になり過ぎる。

みんな読み終わった物は売り、

次の本を格安に手に入れる。

ガイドブックも同じなの。

重い物を何冊も持ち歩くのは避けたいし、

その国にいる時にしか使わないんだから、

高価なガイドブックは必要ない。

新品である必要もない。

必要な情報が得られる物であれば良い。

そうすると

現地でセカンドハンドのものを手に入れた方が

楽だし、格別安い！

そして、使い終わったらそれを売って、

次の国のものをゲットすれば

これまた一件落着！

古本屋を介さずとも、

時には旅人同士で直接物々交換、

もしくは安いトレードも行われる。

視覚的情報（ガイドブック）と一緒に、

旅人からの新鮮な経験話も手に入れられるのは

醍醐味ね！

今回の旅も、

厚さ1cmのガイドブックには

補助的に活躍してもらい、

メインのガイドブックは

現地調達で何ら問題なし！

ただ、バリに着いた当日、

彼の記憶が曖昧過ぎたのには困ったけど（笑）。

地図も何も持たず、

曖昧過ぎの記憶をたどって、

宿にたどり着くまでに何度道を尋ね、

どんだけ歩いたことか！

ま、それもおもしろい冒険話になったけどね（笑）。