国境越えは、空路に・・・
さあ、今日からはしっかり旅の話を進めますよ(笑)!
今回の東南アジアの旅の醍醐味の1つ。
それは国境越え!
予定は未定の旅だったから、
各国にいつ入国するかもどのくらい滞在するかも全て未定。
だから交通手段もビザも、全て現地調達。
旅行ではない「旅」初心者の私。
国境越えは何度やってもドキドキワクワク、
おもしろいのよ!
最初に話してしまうと、
最終的に「冒険性」は当初の想像よりガクンと低下。
徹底的に陸路で帰国してみたかった私たちの計画は、
オーストラリアからバリとシンガポールまでは飛行機、
そこからマレーシア、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、中国に入り、
香港、台湾、韓国、そしてフェリーで九州に渡り日本縦断!と、
とっても響きの良い旅路だったの!
ところが、旅に出てすぐ起ったのが3.11。
その影響で日本の夏はどこも自粛体勢。
夏祭りも花火大会もとことん中止!
私たちの夏がキャンセルされちゃったの(泣)!
「これじゃあ夏に帰る意味がな〜い!!」
その予定は未定の結果、旅の期間を1ヶ月延長して、
たくさんの国々に入国するんじゃなくて、
気に入った国に「再入国」することにしたの。
そして、「最後まで陸路」の夢はお預け、
結局最後は、日本まで飛行機に乗ることにしました(笑)。
「お金も時間も燃料もムダ!」と言っていた私たちだけど、
マレーシアから日本までのフライトはバカ高くないし、
「私たちが乗っても乗らなくても、
どうせ燃料使って飛行機は飛んで行くんだ。」
という、とっても自分たち勝手な論のもと、
「飛行機もアリ」にしてしまいました(笑)。
さてさて、まずバリの空港で初めて経験したのが、
アライバルビザの購入。
日本語では直訳で「到着ビザ」。
その名の通り、国に入る時点で購入できるビザのこと。
パスポートにシールのように貼られたビザに感動したのよね(笑)。
あなたはビザを購入して海外に行ったことある?
私はそれまで観光ビザがほとんどで、
到着時にスタンプを押してもらうだけだったから、
パスポートにシールが貼られるのが初めて!
あまりのうれしさに、何度もパスポートをめくって見てたわ(笑)。
なんか子どもの頃のシール集めみたいよね(笑)。
シンガポールの入国は、成田空港と変わりなし。
だからな〜んにも覚えてない(笑)。
新鮮さに欠けたねぇ。
町の中もそう。
「さすが常夏の国」と言える植物があちこちにはあったけど、
電車が通ってたり、新宿のような高層ビルが建ち並び、
東京ドームを思わせるモダンな建築物があったりと、
東京や他の大きな都市と大差ない感じ。
近隣諸国に比べて物価もグンッとアップ!
2日で逃げ出しました(笑)。