旅だからできること

オーストラリアに行くことを決めた時、楽しみにしていたことがあるの。

それは、日記を書くこと。

三日坊主の傾向がある私は、

日記を書き続けられる人を尊敬しちゃう。

彼が旅に日記帳を持ち歩いていることを知って、

その姿に憧れてたんだぁ。

でも、そんなに書くことがどこにあるのか？

彼は言う、

「旅だから書けるんだ。時間はいっぱいあるし、他にやることがない。」

なるほど。

いわゆる日常生活とは違う時間の流れがある旅。

視点も感性も変わり、書きたくなるのも理解ができる。

さて、オーストラリアに到着したその日、

早速私はノートを開いた。

「これだ！この気持ちだ！全てが新鮮で全てが書きたくなる非日常生活！」

ユース・ホステルに泊まっていた私は、

特別やる事があるワケではなく、日記を書く事を楽しみとしたの。

「彼が言っていたのはこのことなんだ！」

と思いながらね。

4月28日、29日、30日、5月2日・・・

うんうん、悪くないペース。

4日、8日、10日、11日・・・

行数が減ったか？

17日、26日、28日、6月1日・・・

ユース・ホステルからシェアハウスに引っ越した私。

旅というよりも日常生活ペースになってきたらしい。

そして、

7月5日・・・、2月26日！？

やっぱり旅モードが薄れると、

この継続は難しくなるみたい・・・。

じゃあ本当の旅ではどうなったか！？

完全旅一色の5ヶ月！

（のはずが、最終的には6ヶ月に延長しちゃった（笑））

しかも、予備知識も何もない、

降って湧いてきたかのようなアジアの地！

（彼のアイディアで、東南アジアを縦断することにしたの。）

どうなるかとっても楽しみだったの！

結果から言うと、書き続けたねぇ！！

「病み付き」と言っても過言ではないくらい、

書いて書いて書きまくったの！

自分の記録としてもそうだけど、

誰かに「伝えたい」という気持ちが後から付いてきて、

途中「コントロール不可」と言いたいくらい、

書きたいことが頭からあふれてた（笑）。

これまで日記帳というものを作っても、

半分以上白紙というノートがたまっていくだけだったこの私が、

次のノートを購入してまで書き続けたなんて・・・

すごい！ただただスゴイ！！

達成感というよりも、

これだけの量を書いたという事実に驚きよ（笑）。

今までとは違う「時間の流れ」のパワー！恐るべし！

このブログは、その日記がベースになってるんだ。